フィルターシリーズ
3、『ビジネスは演技だ!!』 ← 今回はココ!
ここ数回にわたって、
フィルターの話をしてきましたが、
様々な返信をもらいました。
返信を読んでいると、
フィルターという一見抽象的な価値観について
しっかりと理解してくれていて嬉しいです。
フィルターを増やすことで、
自分の見せ方、モノの見え方について、
立体的に考えられるという話でした。
さて、そんな中で、
「じゃあフィルターを増やそう!」
と色々な事に挑戦することは
凄くいいことなのですが、
「ただ増やせばいい」というものではないんです。
どういうことかというと、
フィルターを増やすことで知識は増えるのですが、
「情報発信の知識」
「転売の知識」
「演技の知識」
っていう具合に、
知識同士を切り離して考えていると、
各知識がその分野でしか活かせなくなってしまいます。
つまり、図で書くとこんなイメージです。
これは非常にもったいなくて、
せっかくインプットした知識や知恵を閉じ込めてしまい、
自分のレベルアップをも妨げてしまいます。
じゃあどうするかというと、
「各フィルターを混ぜ合わせる」んです。
そうすることで、各フィルターが強化されたり、
フィルターAの知識をフィルターBで使う、といったことが
出来るようになってきます。
これには色々方法がありますが、
僕がオススメしたいのは、
1つのフィルター(フィルターA)を通して、
別のもう1つのフィルター(フィルターB)を観察してみる
という方法です。
イメージとしてはこんな感じですね。
例えば、
僕は最近演技をしています。
今日もこんな劇団メンバーでレッスンをしてました^ ^/
そんな中で、
ビジネス(特に僕の場合は情報発信)というフィルターを通して、
演技というフィルターについて観察するようにしています。
ここで、よく「演技」っていうと、
『台本の役になりきる』っていうことになりがちですが、
『自分が思っていることをより相手に伝える技術』
だと考えると、ビジネスに非常に活用できるんです。
例えば最近、ビジネス界でも
動画マーケティングが流行ってますよね??
そのときにも演技の技術を使う事で、
より説得力が増し、成約率を上げる事ができます。
動画マーケティングって、
動画の撮り方とか編集の仕方目線がついつい行きがちですが、
実際にセールスをするのは自分自身なので、
絶対に演技の技術が必要になってくると考えています。
あとは動画マーケティング以外にも
当然、営業に行く人とか、プレゼンテーションをする人とか、
セミナービジネスする人とかにもかなり有効です。
ここで大事なのは、先ほども言った通り、
ビジネスフィルターで『演技』を見た時に、
演技を
「思ってもいないことをそう思っているように言う技術」と捉えるのではなく、
(そんなことをしても結局は嘘なので意味はないです)
「自分の思っていることをより伝える技術」と考えることです。
そうすると、
『ビジネスは演技だ!!』という言葉の意味を見いだし、
フィルター同士がつながります。
そうなってくると、
演技を学べば、演技力も上がり一方で、
ビジネス力もアップする訳です。
これって凄くいいですよね^ ^
実は、僕が今教えてもらっている演技トレーナーの方は
今言ったように
「ビジネスを演技という視点から指導するレッスン」
もおこなっている、日本でも本当に5人もいないトレーナーの1人で、
日頃の演技レッスンについても、
演技という枠組みにハマらない形で教えてくれるので
本当に気づきを得ています。
(だから演技を僕はその人から習っています)
さて次回は、僕が演技を学んでいるなかで、
これはすぐビジネスに使える!っていう
演技テクニックを1つ紹介しようと思います^ ^/