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ビジネスとトレードにおける、生涯性と立ち位置

こんにちは、江藤です。


前回は、
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「ビジネス」と「トレード」を、
それぞれ伝える/教える上での注意点
ーーーー
というテーマでお届けしましたが、

「結構内容が面白かった!」
という声を、色々いただきました。



そこで今回も、
「ビジネス」と「トレード」の特徴を比較しながら、
それぞれを深めていければなーと思っています^ ^




さて、それに関連して、
僕がトレードを教えている有料講座で
「アナザーワールド(以下 AW)」という講座があるのですが、

先日、AWに参加頂いた方からメッセージをいただきましたので、
そちらをシェアしながら、色々深めていきたいと思います。



ここから↓↓↓
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江藤様

はじめまして、〇〇と申します。


・FX取引については、初めてです。
 10年ほど前に株は多少経験がありますが、大きく損をしました。
 今は1銘柄のみ、株主優待目的で所有しているのみです。


・AWで実現させたいことは、Googleに左右されない
 強固な収益源を確保することです。

 現在、私はウェブメディアを複数運営していまして
 主にアフィリエイト広告収入によって生計を立てています。
 法人化もしております。

 一方、ビジネスコミュニティも主催・運営しているのですが
 いずれも収益を生み出すベースとなるスキルは
 SEOやウェブサイトの運用です。

 現在は、安定的な収益をあげることができていますが
 「Google一強時代のため、Google次第」なところが強く
 長い目で見て、不安が残ります。

 そこで
 FXのように長く使えるスキルを獲得して
 強固な収益源を作り出すことが、AWに参加した一番の理由です。

 それと、
 FXを通じて、リアルビジネスをさらに加速できる可能性、
 自分を成長させてくれる可能性があるというお話を聞き

 ビジネスもFXも両方されている江藤様から
 ぜひ学ばせていただきたいと思い、今回講座に参加しました。

 YouTube動画を拝見し、使いやすいとおっしゃられていた
 Surface Goをペンを買いました。
 MT4もインストールして、デモトレードを開始しました。

 今後ともよろしくお願いします!


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↑↑↑ここまで


AWにご参加いただき、誠にありがとうございますm(_ _)m
これから、どうぞよろしくお願いいたします。




さて、
トレードを学びたいと思われ、
AWにご参加いただく方の中には、

上記の方のような理由で、参加されている方が
僕の知っている限りでも、他にも数人いらっしゃるんですよね。



例えば、
ネットビジネス(特にサイト系のビジネス)をされていて、
それが既に、ビジネスとして成功されておられ、

しかし、それがGoogleなどに依存するビジネスであることから、
収益が不安定になる可能性が高いため、
収益源を増やすためにトレードを学ばれる、という場合ですね。




実際、トレードにおける、非常に大きな特徴が、

「相場は一生無くならないので、
 文字通り、一生涯を通して、同じようにトレード出来る」

という事です。


僕らが行なっているトレード分析は「テクニカル分析」というもので、
チャートの値動きを見て、分析する事で、トレードをしていきます。

なので、
「これから日本経済・米国がどうなるのか?」とか
「今週に雇用統計が発表される!」とか、
そういった経済情報は、正直ほぼ関係ないというのが現状です。



時々
「今、こういったニュースがありましたが、
 FXには影響ないですか? 大丈夫ですか・・・?」

と聞かれる事がありますが、
ビックリするくらい関係がありません!(笑)


チャートのみから情報を得て、分析をし、トレードを行うので、
その他の情報に影響されたり、依存する事は基本ないのです。



つまり、
相場・チャートという概念が存在する限り、トレードは出来て、
相場という概念がなくなる事はないので、一生涯トレード出来るという訳です。

もちろん、数十年後とかに、
法定通貨よりも仮想通貨の方が流通量が多くなってくる事があったとしても、
その時は、法定通貨のFXではなく、仮想通貨のFXをやればいい話ですね。



このように、
トレードは、根本的な概念に対してアプローチできるため、
ビジネススキルや、プラットフォーム・スキームとしての安定性があります。

これが、トレードを学び、実践する価値を、
大きく高めてくれるものになる事は間違いないでしょう。


だからこそ、今回メッセージをくれた方のような考えで、
トレードを始める事は、僕はとても理にかなっている事なのではないかと思っています。




そんな中、
トレードは、やはり「資金運用」をいう位置付けで行うのでよいと僕は思っており、
「本業あってのトレード」という状態にしておくのが、一番いいと考えています。

もちろん、
本業というのは、会社員としての収入でも全然OKです。



時々「トレード一本で生活していきたいです!」という声をいただく事があります。

当然、可能ではあるし、そういう人も多く存在しますが、
そういう立ち位置に『トレード』を置かない方がいいのかなと思います。




なぜかというと、トレード一本が収益源だった場合、
トレードで得た資金から、生活費を算出していかないといけないからです。


例えば、
証券口座に100万円を入れて、
リスク管理のもと、1ロットでエントリーしていって、
月に300〜400pips得たとします。

そうなると、30万円〜40万円くらいになります。
これは、結構現実的な数値ですし、リスク管理もやりやすい状態です。



そんな中、もし、トレード一本だった場合、
その利益額の30〜40万円から、生活費を算出しないといけません。

なので、証券口座から、
全額なのか、一部なのか、生活費分を引き出す事になります。



ただ基本的に、
トレードって、複利でどんどん増やしていく感覚で行い、
時々引き出す、くらいのイメージの方がいいです。

つまり、証券口座から、お金を全部引き出さずに、
さらにその資金を使って、またトレードで増やして行く、という方が
トレードの意味合いを大きくするのです。



また、その方が、
トレードを行う上での、精神状態としても、
非常に安定性をもたらします。

例えば、「今月はトレードパフォーマンスが悪かった」としても、
生活にはあまり影響がなくなるので、そういう状態でトレードをした方がいいのです。




このように考えていくと、
「いかに資金を引き出さない状態でも、生活出来るか?」
が重要になってきます。

その方が、証券口座の資金が一方的に増えていくので、
その分、リスク管理に繋がったり、利益幅が大きくなるからです。


だからこそ、本業(ビジネス)で得るお金と、トレードで得るお金は、別で考えていき、
トレードで得た利益は、さらなる投資に回すくらいの感覚が一番いいです。



ですので、
本業(ビジネスor会社員)で収益がしっかりあって、
その中で、トレードで資金運用する・・

というのが、いわば理想的ですね。



前述の通り、トレードは、
チャートという概念に対してアプローチできるため、
いわば、抽象度の高い技術でもありながら、非常に実用的です。

だからこそ、一生涯に渡って、
そのままシンプルに活用していく事が出来ます。


しかし、それを上手くライフスタイルの中で活かしていくには、
やはり「本業(ビジネスor会社員)」がベースにある状態を作っておく事が
僕は重要だと思います。




それでは、今日はこの辺で!
ありがとうございました。