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安室奈美恵ドキュメンタリーから学ぶ『潔さ』

 

先日、ある動画を見ていました。 
 
何かというと 
「Hulu独占 安室奈美恵ドキュメンタリー」です! 
 
 
 
ただ、僕は正直、 
安室奈美恵さんのファンではないし、 
曲自体もそんなに数は知らないんですよね。 
 
小室哲哉プロデュース時代の 
世間的にも超有名な曲を、何曲か知っているくらいです。 
 
 
 
 
でも、今年で安室さんが引退をされるのは当然知っていて、 
 
その中で、最後のアルバムは200万枚以上売れていて、 
ツアーも、ソロ最多動員数を記録していると言う事で、 
これはもう、本当に凄いと思うんですね。 
 
まさに「奈美恵、半端ないって」だと思うんですよ。 
(一応流行りに乗って言ってみた) 
 
 
また、そもそも、 
キッパリ「引退をする」「二度と戻ってこない」 
という決断も凄いと思うのです。 
 
 
 
 
 
という事で、 
 
一体、どういう風な考え方で 
アーティスト活動に取り組まれているのだろう・・? 
 
と思い、 
 
わざわざ、そのためにHuluを契約し、 
(といっても月980円でいつでも解約できる) 
セミナーのごとく、メモを取りながら見ていました(笑) 
 
 
 
 
ちなみに、 
メモをいつも取るようにするのは 
個人的にはかなりオススメです。 
 
それは、本を読んでいる時もそうですし、 
何かインプットする時は、かなり有効です。 
 
 
 
「いやいや! だからと言って、 
 ドキュメンタリーの動画でメモを取らなくたって!」 
と思うかもしれませんが、 
 
いやいやいや!  
逆にそういう動画って、むちゃくちゃ学びの宝庫なんですよね。 
 
 
 
 
さらに、人って忘れっぽいので、 
その時に「なるほどー!」と思っても、 
数時間経つと、普通に忘れているんですよね。 
 
(1日経つと、人はインプットした半分の情報を忘れると言われています。) 
 
 
なので、メモを取っておくと、 
後でさらっと見るだけで、簡単に思い出せるし、 
思い出す行為自体によって、情報が一気に記憶されます。 
 
 
 
そして、「メモ」といっても、 
今の時代、スマホでEvernoteのアプリを使うなどすれば 
紙とペンを持つ必要もありませんし、非常に有効だと思っています。 
 
 
 
 
 
さて、そんなこんなで 
「安室奈美恵ドキュメンタリー」を見ていた訳ですが、 
インタビューの中で、印象に残った部分がありました。 
 
 
それは、 
「なぜ安室さんは、自分で歌詞を書かないのですか?」 
という質問に対して、こう答えておられたのです。 
 
ーーーーー 
 
これまで、 
「自分はアーティストなのだから、作詞をしないといけないのではないか?」 
「歌手として、通るべき道なのではないか」と思い、 
何曲か歌詞を書いた事もあった。 
 
 
でも、自分には歌詞は書けない(向いていない)事が分かった。 
また書けたとしても、それなりのものにしかならないと思った。 
 
なので、そこはキッパリ諦めて、 
歌詞や作曲は、その道のプロの人に任せる事にした。 
 
そして自分は、出来た曲をどう表現するのか? 
という事に徹するアーティストになろうと思った。 
 
ーーーーー 
 
・・・と言っていたんですね。 
 
 
 
あとは、似たような話としては、 
 
ーーーーーー 
 
Q.安室さんは、なぜライブでMCをしないんですか? 
 ↓ 
A.自分はMCはあまり向いていないと思った。 
なので、無理にMCをする事はやめた。 
 
ーーーーーー 
 
ということをおっしゃっていました。 
 
 
 
 
これを聞いて、僕は 
やっぱり凄いなと思ったのです。 
 
つまり、考え方が 
全部「潔い(いさぎよい)」んだな、と感じたのです。 
 
 
だから今回も「引退」という決断をされるんだなと。 
なので、これは「安室さんらしい」のだと思ったのです。 
 
 
 
 
 
実際、 
この「潔さ」って、並大抵なものではないし、 
そうそう簡単に出来るものではないのです。 
 
 
 
例えば、ビジネスをしていると、 
 
「ビジネスをしているなら、〇〇もできた方がいいよなー・・・」 
と自分で思ったり、 
 
「ビジネスをするなら、〇〇は出来るようになった方がいいよ」 
などと周りに言われたりなど、 
 
『やらなきゃいけない』とか『通るべき道』とか 
『周りもみんなやっているから』と思って、何かをしがちです。 
 
 
 
 
 
もちろん、出来るならやった方がいいし、 
『本当にやるべき事』と感じているなら、 
多少困難があっても、むしろ強い意志を持ってやった方がいいのですが、 
 
そうではない場合、 
固定概念的に「やるべき事」と捉えてしまっている事がよくあるのです。 
 
 
 
しかし、それらを潔く 
「自分はやらないと決断する」「誰かに任せる」と決める事は、 
自分自身を高める上で、逆に大事な事だったりします。 
 
 
 
これって、 
一見「逃げ」みたいに思われがちなのですが、 
(周りからそう思われることもあります) 
 
そうではなくて、 
「自分が本当にやるべき事かどうか?」の一種の線引きなのです。 
 
 
 
 
 
また、安室さんは 
こういう事も言われていました。 
 
ーーーーー 
 
全部を100にしようと思うと、大変で疲れてしまうし、 
実現できない事が多い。 
それによって、結果的に100にならない事もある。 
 
だったら、全部を100にするのではなく、 
引いて100に見えたらいいのではないかと思う。 
 
ーーーーー 
 
・・・とおっしゃていたんですね。 
 
 
 
つまり、 
自分の中で「あれも100」「これも100」と 
全部を100にしようとするよりも、 
 
他の100は、周りの人に任せるなど、自分以外の部分で達成して 
引いて全体を見た時に、100になっていれば、 
それは紛れもなく100である。 
 
と言っている訳ですね。 
 
 
 
 
いわゆる、 
自分の『やるべき事』を決めると同時に、 
『何をやらないのか?』も決めているという事なのです。 
 
これって、 
まさに「潔い」よな、と強く感じました。 
 
 
 
 
 
そして、こんな格言みたいな言葉を、 
安室さんは、サラッと言ってしまっているので、 
 
インタビューアーの人も、 
「そうですよねー」と軽く流していたり、 
 
多分、娯楽的にこの動画を見ている人も 
そんなに印象に残る言葉としては捉えていないんじゃないかなーと思いました。 
 
 
 
 
 
もちろん、それは全く悪い事ではないんですけど、 
(全員が何かを学ぼうとして見ている訳ではないですし) 
 
ただこういう、 
「ちょっとした言葉から、いかに真意(深い部分)を汲み取ろうとするか?」 
という意識は 
 
少しでも何かを学び、自分を高めていく人なら、 
僕は凄く大切な意識だと思っています。 
 
 
 
 
だって、 
せっかく同じ動画を見るなら 
そういう意識でインプットした方が、絶対にお得だと僕は思うのです。 
 
 
そして、その意識に加えて、 
気になった事があったら、いつでもメモ(Evernote)を取る習慣をつけておくと、 
かなり効果的に学びを得られるので、オススメです^ ^ 
 
 
 
 
 
ということで、今日は 
安室奈美恵さんから学ぶ「潔さ」についてお話ししました。 
 
もし「私こそ、真の安室奈美恵ファンです!」という方がいたら、 
ぜひ、どこが凄いのかを教えてください^ ^/ 
 
 
 
ではでは、ありがとうございました!