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『ポケモンGO』が与える、今後のビジネスの可能性と付加価値

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さて、今ビジネス界や投資界で 
話題になっているものとすれば、 
 
やはり、今月から世界各国で配信が開始された 
『ポケモンGO』でしょう。 
 
 
 
 
日本では開始が遅れているようで、 
7月中にはプレイできるみたいですね^ ^ 
(ちなみに、僕が今いるマレーシアもまだです) 
 
 
ということで、 
今回はこちらを題材にお届けしたいと思います。 
 
 
 
 
 
 
さて、「ポケモンGO」とは何かを一応説明すると、 
AR(拡張現実)とGPS位置情報の先端技術を用いたスマホゲームで、 
 
実際にリアルの街を歩きながら、 
(例えば日本でいうと新宿とか渋谷とかの本当のリアルの街です。) 
街にいる様々なポケモンを捕まえるというゲームです。 
 
 
 
街を散策する中で、スマホ越しにARとしてのポケモンが現れ、 
彼らをモンターボールなどでゲットして、 
ポケモンを集めていく流れのようですね。 
 
 
 
 
 
 
「ポケモンGO」はリリース早々、 
配信された国では大ブームになっており、 
公開4日で売り上げが14億円超え、 
 
また同時に、任天堂株は時価総額3兆円超え、 
売買代金は4760億円と 
個別銘柄としては、東京株式市場において過去最高となりました。 
 
 
つまり、投資家やトレーダーからも 
今後の動向が非常に注目されているトピックスなのです。 
 
 
 
 
(ちなみに、今回のポケモンGOは、 
任天堂が32%の株を保有している「株式会社ポケモン」と 
グーグルのスピンオフであり、今回のアプリの技術を支えている 
ナイアンティックという会社が共同で開発・販売したものとなります) 
 
 
 
 
 
 
 
僕は最初、「ポケモンGO」の情報知った時、 
 
AR(拡張現実)などは前から話題にはなっていましたが、 
それらの先端技術とポケモンというブランドを用いて、 
このアイデアをよく着眼されたなー!と、感動しました。 
 
 
 
 
さらに「ポケモンGO」は、 
ポケモンという世界共通ブランドかつ 
先端技術を用いているだけに、 
 
他社が容易に類似ゲームをつくることは難しいようで、 
しばらく独占状態が続きそうな気配です。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて、そんな『ポケモンGO』ですが、 
今後のビジネス・世界経済に、大きな可能性、 
そして旋風を巻き起こすのではないかと言われています。 
 
 
 
 
なぜなら「ポケモンGO」は、 
従来のゲームとはスタイルが異なり、家の外を出て、 
現実世界の街を歩いて遊ぶゲームだからです。 
 
 
そのため、 
リアル店舗、中小商店から大企業における「リアルビジネス」に 
大きく貢献できるという期待があるのです。 
 
 
 
 
 
 
 
 
例えば、どんなものがあるかというと、 
 
ポケモン目当てに実際に街を散策することで、 
飲食店に訪れ、何かを食べる機会が増えるため、 
飲食店の売上向上への期待です。 
 
 
 
 
 
 
実際に、 
すでに効果は現れているお店もあるようで、 
例えば、以下の記事をご覧ください。 
 
関連記事はこちら
 
 
 
記事の通り、ポケモンGO効果で 
あるピザ屋さんの1週間の売り上げが75%増になったようです。 
 
 
 
 
 
 
 
で、こちらのピザ屋さんは何をしたかというと、 
 
周辺に、仮想現実上のポケモンを増やす 
「ルアー」というゲーム上のツールがあるようなのですが、 
それを使い、店周辺にポケモンを増やした事で、お客さんを呼び寄せたそうです。 
 
 
 
 
「ルアー」には、1時間1ドルの費用を使ったそうで、 
これがいわゆる広告費に当たります。 
 
 
つまり、ポケモンに広告費をかけたことになる訳で笑、 
これって、非常に新しい概念ですよね。 
 
 
 
 
 
 
 
 
他にも、ポケモン目当てに、 
各観光地に訪れる人が増え、 
観光業界が盛り上げることも大きいに考えられます。 
 
 
さらに単純な話、今までゲームを家でしていた人が 
外に出かけるようになることで、 
運動不足の解消や、外出機会の向上に繋がります。 
 
 
 
 
 
 
加えて、前述の記事によると 
 
今後ポケモンGOでは、 
「スポンサード・ロケーション」という広告を、 
実店舗向けに提案するらしく 
マクドナルドなどがスポンサー候補に挙がっているようです。 
 
 
 
 
 
 
このように、 
ポケモンGOから生まれるビジネスは更に広がりそうです。 
 
僕はこれを 
まさしく、AR(拡張現実)と位置情報の先端技術が 
リアルビジネスに貢献するという、新たな可能性だと思っています。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて、もしかしたらここで、 
 
「ポケモン目当てに、 
 飲食店や観光業が盛り上がるのは本意ではないのでは?」 
 
と思われる方もいるかもしれません。 
 
 
 
ポケモンハンター達にとっては、 
ポケモンがメインで、他の行為はサブな訳で、 
これって実際どうなのかと。 
 
 
 
 
 
 
 
しかし、僕はこれを 
『付加価値をつける』という意味で、 
非常によい事例だと考えています。 
 
 
 
 
つまり、「ポケモン」という付加価値が、 
各店舗や観光地に付随することで、 
コンテンツの需要や価値を押し上げている訳です。 
 
 
ポケモンが入り口になって 
各ビジネスのきっかけとして作用することで、 
彼らは新しく魅力的なお店、場所、人と出会うことができます。 
 
 
 
つまり、 
ポケモンは「入り口」「きっかけ」という訳ですね^ ^ 
 
 
 
 
 
 
 
また、個人レベルで考えても 
今後、ポケモンGOを題材にしたイベントだって出来そうです。 
 
 
 
例えば、 
 
「ポケモンを捕まえながら、カフェ巡りをする 
 さらにポケモンGOの可能性を話し合ってみる」 
「あのポケモンを目指して、ランニングをする」 
「ポケモンを捕まえながら観光地をめぐるツアー」 
 
などなど、結構個人でイベント企画することもできそうですよね。 
 
 
情報発信をされている方は、 
一度これでコミュニティをつくってみても楽しそうです^ ^ 
 
 
 
 
 
つまり、 
『ポケモン』で付加価値をつけることで、 
 
同じカフェ巡り、ランニング会、観光ツアーとは違う、 
ユニークなイベントになるのです。 
 
 
 
 
 
 
これが、僕がよくお伝えしている 
 
これからのビジネスに必要な要素である 
『エンターテイメント性』だと思っています。 
 
 
 
 
まさに、今回の「ポケモンGO」は、 
今までの現実世界に付加価値をつけたと言える訳で、 
 
これって、 
僕たちがビジネスや企画の作る上で 
非常によい参考事例だと思うのです。 
 
 
 
 
 
 
さて、こう考えていくと、 
改めて、先端技術とポケモンブランドとローカルビジネスが 
融合した「ポケモンGO」には、今後のビジネスの可能性を感じますし、 
学べることはたくさんありそうです。 
 
 
 
このように、 
ぜひ、ホットトピックから 
ご自身のビジネスへの学びを得ていただけえると嬉しく思います。 
 
 
 
 
 
 
ということで、 
今回は『ポケモンGO』から 
 
先端技術とリアルビジネスの融合における可能性と 
付加価値をつけることのビジネスのエンターテイメント性 
 
についてお話ししました。 
 
 
 
 
それでは、ありがとうございました。