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昭和を歌うコンサートから学ぶ「背景」の大事さ

僕はここ数日、生まれ育った京都に来ています。

 

というのは、

先日、歌手である母のコンサートがあったので、

その手伝いと、そしてお客さんとしてコンサートを見たいという思いで、

東京から京都に来たというわけです。

 

 

母は、僕が生まれる前から歌手として仕事をしており、

今まで数々のコンサートを見て来たり、手伝ったりしてきたのですが、

どれも、基本的に母のセルフプロデュースによるコンサートが大半でした。

 

セルフプロデュースとはどういうことかというと、

母はどこかの事務所に所属しているわけではなく、事務所を構えているので、

母がコンサートのテーマを決め、集客し、当日のトークなども行っていました。

 

 

そんな中、ここ最近は、母をプロデュースしてくれる方がいる状態となり、

母は、歌うことに専念できるようになってきたのです。

 

そんな中、東京にボイストレーニングをしにいったり(その記事はこちら)など

歌を磨くことにさらに意識を向けるようになってきました。

 

 

そんな、母の今回のコンサートは、

「昭和を歌う」というシリーズもので、

 

第1回目は昭和20年代の歌、第2回目は昭和30年代の歌、、

そして、今回の第3回目は昭和40年代の歌、、という形で、

 

当時の日本の時代背景をアナウンサーの語りによって振り返りながら、

母がその頃に流行った歌などを歌っていくという企画もののコンサートです。

 

 

僕自身、もちろん昭和を生きていないですから、その頃の歌についてはそこまで詳しくない形です。

 

しかし、当時の時代背景を聞きながら、その時代の歌を聞く事で、

その頃の状況や人々の想いを、イメージしながら曲を聴くことができました。

 

ただその歌を聴くのと、その歌が生まれた時代を知った状態でその歌を聴くのは

全く印象やイメージの深みというのが変わり、

曲が知らないながらに楽しむことができました。

 

僕の性分として、ビジネスを絡めると、

「コンテンツよりコンテキスト(文脈)」という通り、

ビジネスのコンテンツも大事ですが、その背景にある想いや現状を語ることで、

そのコンテンツの価値は何倍にも大きくなるというのと一緒ですね。

 

 

今回のコンサートは80人くらいの規模を2公演を行うコンサートでしたが、

(満席で、次の50年代のコンサートはその半数の方がチケットを予約するという結果に)

このシリーズは来年には、京都芸術劇場「春秋座」という、500人以上の規模の会場で行うものになります。

 

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母のプロデューサーは、

昭和の有名な歌手の方を数々も舞台監督、プロデュースをして来た方で、

今回のシリーズの企画立案から、運営まで行っておられるのですが、

素晴らしい企画力、プロデュース力だなと思いました。



 

そんな中、成長していく母を見て、

僕自身もさらに精進していきたいと思った次第です。