度々言っているかもですが、
僕の好きな歌手は?と言われて
第一に答えるのが「椎名林檎」さんです。
今月の5日に、
椎名林檎のニューアルバムが出たのですが、
その影響で、メディアの露出が多くなっていて、
僕の中では今の時期、1人で祭り状態になっています笑。
もちろんアルバムもAmazonで予約購入して先日届きました。
しかし、僕は別にコレクターではないんですよね。
なので、アルバムが届いたら、即iTunesに入れて、
アルバムのアートワークと歌詞カードを一通り楽しんだら、
その日の内に、中古でAmazonに出品しました。
これって多分理解出来ない人もいるかもなのですが、
僕は基本的に、
CDとかDVDとか本などがずっと家にたまっていくのが嫌で、
出来るだけ家には必要最低限のものしかないような状態を
つくっていたいんですよね。
それに、中古でも売れたらその分利益になるわけですし
家も片付くし、お金になるしで僕はいいスタイルだと思っています。
しかし、多分これって
純正なファンには怒られてしまうかもしれません。
なぜなら、新品を購入してこそ
アーティストはお金が入ってくる訳で、
中古でいくら売っても、
アーティストには基本的に1円にも入らないのです。
なので、中古で売ることはアーティストには
全然貢献していないということになります。
つまり、それって本当のファンなのか? とか
お金が入るっていったて、ただ横流ししているだけで、
世の中には価値を与えていないのではないか、、 とか
感じる人もいると思います。
よく「転売ビジネスは価値を与えていない」
みたいなことも言われたりするのも
こういった側面があるかと思うのです。
しかし、これってどうなのかな、と思うんですよね。
例えば、僕が中古で出品した
Amazonの椎名林檎アルバムCDを、誰かが購入します。
ということは、
その人はCDが欲しかった訳ですから、
僕は価値を提供していることになります。
Amazonも手数料で稼げるし、
僕が頼んでいる出品代行サービス会社にも貢献しています。
そして、その人がCDを聞いて
椎名林檎のファンになって、
もしかしたらライブにいくかもしれません。
そうすれば、僕は間接的に、
アーティストに貢献していると思うんですよ。
つまり、お金が発生しているということは
絶対に直接的でも間接的でも
何かしらの価値の提供しているのです。
販売者と購入者間だけで、
価値が完結するということは基本的に絶対になくて、
っていうかそんな単純ではなくて、
様々な価値の歯車が回っていくということです。
1つの視点だけでみると、
「生産性がない」「価値提供ができていない」
と思う事も、
視点を広げれば、
様々な価値提供というのはしているということになります。
このように、
視野を広げれば理解・解決できる、
というものは結構あります。
最近、
情報発信や劇団運営などなど
色々な活動をしていますが、
様々な場面でそれを感じますね。
で、
これらを皆が皆出来るのでれば
そもそも意見の相違は起きないはずなのですが、
なかなかそう上手くはいかないですよね。
そういうときは、
まず相手の視点を理解するということが大事です。
相手の視点を理解した上で、
自分の意見がどの視点からの意見なのかを再確認します。
(これが自分の現在地を確認することにも繋がります。)
そして、それを踏まえた上で、形にする。
ということが僕は必要かなと思っています。
ビジネスの名著「7つの習慣」でも
「理解して、はじめて理解される」
というものがあります。
一見言葉だけみると、
当たり前のワードなのですが、
この言葉って深いよなーと最近凄く感じますね。
今回は椎名林檎のアルバムという
ものすごく個人的で、
そして発信しても差し障りのない話題を挙げましたが、
(多分当たり障りないと思うけど笑)
ぜひ自分の場面で置き換えて、
そして意識してみてほしいと思います。
p.s.
今月末には椎名林檎ライブにも行くし楽しみだなー。