SCROLL

BLOG

『ニコニコ超会議3』に2日間リアルとネットで参加して。

ニコニコ動画ユーザーが集まるお祭り
『ニコニコ超会議3』が
先日2日間に渡り幕張メッセで開催されていて、
僕は1日目はリアルで、2日目はネットで体験してきました。

ニコニコ超会議3HPはこちら

 

891999_632075053528042_687766605258399111_o



ニコニコ動画を少しでも見た事があるなら分かると思いますが、
ニコニコの世界は、独特の世界観と文化があって、
世間一般には有名じゃなくても
ニコニコの世界で流行っている曲やブームなどがあります。


なので、
『ニコニコ超会議3』会場では、
曲がかかったら会場のみんなが歌を口ずさんだり、
決まった振り付けを踊ったりしていました。


中にはおじいちゃんとかが踊ってたりして
ニコニコってすごいなー!って思いましたね。



ニコニコの世界になじんでいる人は
日本全体でみたら少ない割合だと思うけど、
ニコニコの世界では常識となっていることは結構あって

結果的に『ニコニコ超会議3』は
リアル来場者数12万人、ネットでは700万人が参加という
ものすごい規模のイベントになりました。


10291103_632075070194707_1206224256008887357_n




なんでここまでの世界をつくれるのかなーって思ったのですが、
それはやはり、「匿名性」にあると思っています。


例えば、
超会議ではリアルでもペンネームを名乗るのが基本的で、
また、超会議とかでも顔出ししている人もいれば
マスクをしている人もいて、
ニコニコ以外の自分とニコニコの自分を分けている人もいます。


また、ネット上のコメントも匿名なので、
好きにコメントを書く事ができ、ライブ中にコメントすることも
そこまで恥ずかしさみたいなものがなくなります。


つまり、ニコニコの世界ではやりたいように振る舞えるということです。

これがコメントがFacebookアカウントと繋がっていたりしたら、
結構コメントしなくなるし、まともなコメントしかできなくなるでしょう。
これがニコニコの世界観や非日常間を作り出しているなーと思うのです。

 

10272680_632075086861372_4361998246620540816_o



さて、『ニコニコ超会議』を体験して、
僕がすごいと思ったことは、
「リアルでもネットでも違った楽しみ方ができるということ」。
そして、
「『全員主役。』というコンセプトを様々な方向性で体現できている」
ということです。




まず、超会議は、リアルのイベントなのですが、
イベント開催中は各ブースで生放送が行われており、
ネット上で生放送を見る事もできます。


リアルでいくと
実際にそのブースやステージを楽しめるのでもちろん楽しいのですが、
広い会場に、ブースがとても多く、
また各ブースにスケジュールがあるので、
かなり時間配分をしっかりしないと、
「みたかったアレが間に合わなくてみれなかった!」ってことにもなります。


しかし、ネットでの生放送だったら、
色々なブースを即座に行き来できるので、
見たいものをすぐに見る事ができます。


なので、リアルとネット、どちらがメインというより
2通りの楽しみ方が出来ることが凄く魅力的だと感じました。





また、今回の超会議のコンセプトは
『全員主役。』というもので、
これが見事にリアルでもネットでも体現されてました。



例えば、ライブの背景に巨大なスクリーンがあって、
そこにネットで参加しているユーザーがコメントすると、
弾幕としてライブを盛り上げることができます。


また、
リアルの会場のお客さん参加型のブースでは、
参加しているお客さんの様子をネットユーザーが視聴できます。

つまり、リアルで超会議に行った人は
気軽にネット生放送の出演者、つまりその時間の主役になれてしまう、
という仕組みになってます。


しかも生放送を見ているユーザーコメントが
画面上でリアルタイムで流れるので
ユーザーも実際にそこにいるかのように、
リアルタイムでネット体験ができるのです。





今回リアルとネット、両方で超会議に参加してみて、
ネットとリアルどちらも楽しめる融合感覚を味わい
非常に僕も学びを得る事ができました^ ^


それに凄く楽しかった!
堪能しつくした2日間となりました。