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淡々とする日常、そして毎日を生きることの愛おしさ【映画 スカイ・クロラ/押井守監督】

僕の大好きな映画の中の1つに、

「スカイ・クロラ」というアニメーション映画があります。

 

原作は、森博嗣さんの小説で、

『イノセンス』や『攻殻機動隊』などで有名な押井守監督の作品です。

第65回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門にも出品されていました。

 

 

大人になれないキルドレと呼ばれる子供たちが、

戦闘機を用いて空で戦争を行うのだけれど、全く生々しくはなく、

また、その背景はほとんど説明されず、

空と陸での彼らの生活がある意味淡々と語られています。

そこには、どこか寂しげで、でも愛おしく、せつない。

 

映画の影響で、原作のシリーズも全て読みました

本も結構面白いですよ^ ^

 

スカイクロラの世界で、特徴的なのが、

「キルドレ」という存在です。

思春期を過ぎてから成長が止まり、永遠に生き続ける存在で、

独特な世界観を作り上げています。

 

子供と大人ってなんなのだろうか?

生きるって、どういうことなのだろうか?

そんなことを思わせてくれる作品ですが、

僕はこの世界観そのものが大好きです。

 

キルドレである子供たちは、タバコも吸うし、お酒飲みます。

初めて見たときに、僕は大学2年生だったので、

この作品の影響でタバコを吸うことに魅力を感じ、

しばらく吸っていたこともありました笑

でもやっぱりそういう柄じゃないなと思って、やめましたが笑

 

DVDを持っていて、時々無性に見たくなります。

主人公のユーヒチが、コーヒーとミートパイを食べるシーン、

ユーヒチと指揮官のクサナギ・スイトがボーリングをし、

その後ワインを飲むシーンが凄く好きです。

 

今もこれを書いていると、

すごくワインが飲みたくなってきました笑

 

どこか淡々とする日常が、

毎日を生きることの愛おしさを感じさせてくれます。

 

ぜひ、一度あなたも見ていただけると嬉しく思います!

 

スカイ・クロラ [DVD]

 

スカイ・クロラ (中公文庫)