僕が海外で生活するようになって思うのは、
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「環境が人を変えてくれる」とよく言いますが、
それは、確かにそうとも言えるし、でも、そうとも言えない
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という事です。
環境は人を変えてくれるのか?
確かに、僕は海外に住むようになってから、
むちゃくちゃ自分が変化したなーと思っています。
一言でいうと、
「自分の人生」を生きやすくなりました。
特にマレーシアの場合は、多民族国家なので、
本当に色々な人種、宗教の人がいるので、価値観などもみんな違います。
「これが当たり前」と思っている事が、みんな違うのです。
しかし、みんな対立しているかというと、そうではなく、共存しあっています。
つまり「この人はこういう考え方なんだ」と、認め合って生きているのです。
なので、僕自身も、
誰かの価値観が、自分とは違っても、それを尊重できるようになったし、
それを踏まえて、じゃあどうするか?を考えられるようになりました。
これは僕の場合、
チームでビジネスをするようになった時に
すごく重要な考え方となりました。
また、海外に住んでいると、みんなフレンドリーで、
自分も、みんなから認められているような空間なので、
「自分らしく生きていいんだ」と、自分を肯定できる力が一層強くなりました。
こういった変化は、
確かに僕が、海外に来たからこそ変化したので、
海外という環境が、僕自身を変えてくれたとも言えるでしょう。
海外でも日本でも、やる事は一緒
しかし一方で、
たとえ海外にいたとしても、毎日やる事って全く一緒です。
朝起きて、ご飯食べて、仕事して・・・
という流れは、日本にいる時と、特に変わりません。
僕自身、仕事も大きく変わっているかというと、
細かくは変わっていますが、根本的な部分は特に変えていません。
なので、
「海外にいけば、自分は変わるはず!」という他力本願スタイルだと、
正直、全然変わらないんですよね。
ですから、環境を変える事は、
「自分を変える”きっかけ”」にしかならないという事です。
新しく魅力的で、可能性のある世界の入り口
これは、
「トレードの世界」とか「ビジネスの世界」でも
全く一緒だと思っています。
「新しく魅力的で、可能性のある世界」を知り、その入り口に入る事は
自分の人生やビジネスを変える上で、非常に大きな事だと思っています。
しかし、
海外自体が、自分を変えてはくれないように、
トレードの世界自体が、自分を変えてくれるのではなく、
ビジネスの世界自体が、自分を変えてくれるのではありません。
その世界で、自分が何をするのか?
何を考え、どういう行動をするのか?
何に気づき、何を変えていくのか?
という事が、それ以上に大事であり、
だからこそ、結果的に、
環境が自分を変えてくれるものだと、僕は考えています。
つまり、先ほど言った通り、
環境を変える事、新しい世界にいく事は、
「自分を変える”きっかけ”」にしかならないという事です。
でも、”きっかけ”って、むちゃくちゃ大事です。
「大学デビュー」というきっかけ
例えば、
「大学デビュー」という言葉がありますよね。
高校生の時に、
あまり自分の中で納得のいく高校生活が出来なかった人が、
大学という新しい環境で、一気に自分を変えるぞ!と思い、
イメチェンをしたり、自分を変えていこう、という感じです。
これって、
僕はすごくいい事だと思うんですよね。
環境が変わる事を利用して、
自分を変えようとしている訳ですから。
逆に、環境を変える事でもしないと、
なかなか自分を大きく変えるきっかけって、あまりないと思います。
だからこそ、
環境を変える事は、確かに重要なのですが、
そこはきっかけにすぎず、
もっと重要なのは、
変わった「新しい環境」や「新しい世界」で、
自分が何を思い、何をしていくかなのです。
という事は、結局、
自分を大きく変えるには、
・新しい環境や、新しい世界に身を置いてみる
↓
・そこで、自分が何を考え、どう振る舞うのかに注目して
本気で自分を変えようとする
という流れが、
おそらく一番いい(手っ取り早い)んだろうなーと思います。
少なくとも、僕は
海外という新しい環境で生活するようになったり、
トレードという、新しい分野に取り組むようになった事で、
自分自身が、大きく変わったと思います。
それでは、今日はこの辺で!
ありがとうございました。