以前、僕のリアル企画の1つで、
「カンボジアに行って、現地のリアルやビジネスの現場を体験しよう!」という企画を行いました。
今回はその時のシェアになります。
カンボジアを案内してくださったのは、
現地で転売ビジネスをされている平山さんという方です。
平山さんはホームレスの状態から、日本で転売ビジネスで大逆転をされ、
さらに現在はカンボジアで転売ビジネスを展開されているというスピード感と勢いのある方です。
この企画では、僕と読者さん数名で
そんな平山さんに、カンボジアの案内をしていただきました。
どんな所を回ったかというと、
ここではあまり言えないような所も回ったのですが笑
例えば、カンボジアの市場などです。
そこで、転売で主にビジネスを拡大されている平山さんから、
転売についての考え方をお店を回りながら具体的に話してもらいました。
転売で年間数億を稼いでおられる平山さんの目は本当に凄く、
店を歩いているだけでものすごく色々な視点で
キャッシュが生まれることを目の辺りにしました。
僕も国内の転売はしたことがあったのですが、
海外にも視野を広げる事で可能性が無限にあることを肌で感じましたね。
さて、そんな中、
今回僕がカンボジアの町並みや文化に触れた中で、驚いたことが大きく3つありました。
まず、驚きその1。 それは、
貧富の差がものすごく大きい
ということです。
例えば、市場を回っていると、
8歳くらいの子どもが店を切り盛りしていたりするし、
道を歩いていると、地雷で足を失った人が海賊版のDVDを売り込んできたり、
信号待ちの時に、お金を恵んできたりする人もいます。
かと思えば、凄く高級なホテルや、オシャレなお店もそのすぐそばにあったりします。
カンボジアって1ヶ月1万円あれば生活できるそうで、
つまり、1ヶ月に1万円を稼ぐために
出稼ぎにきたり、お店を出したりしていたりもするのです。
発展途上国は貧富の差が多いとは聞いた事はありましたが、
こういうことなのだということを肌で感じました。
一方でもちろん日本は、もっと差が少なく均一的です。
つまり、発展するということは、
均一化していくということなのかもしれないと感じました。
そして、驚きその2。それは、
法がゆるゆる
だということです。
もちろん法律はありますが、整備体制が整っていないらしく、
取り締まれないそうなのです。(法律の意味ないです笑)
だから、例えば飲酒運転とかは当たり前で、
人を殺したとしても逮捕されるかどうかも微妙とのこと・・
しかし、街を見る限り、殺気立った雰囲気はなく、
わりと平和な感じなんです。
これってなんでなんだろうと考えた時に、
平山さんがおっしゃってたのは、「宗教」の力でした。
カンボジアは仏教なので、
「いつもブッダが自分を見ている」⇒ だから悪い事ができない。
という感情が芽生えるそうです。
つまり、日本のように法が国を守っているのではなく、
宗教が国を守っている、ということになります。
これってものすごい違いだよなーって感じますね。
最後に驚きその3。それは
すぐに情報が拡散する現実
です。
例えば、カンボジアが家族のつながりが強固で、
1人の人と仲良くなったりすると、
その周りの親戚30人くらいとも同時に繋がるというのです。
なので、よい噂が1人に広まればその周りの30人に広まるし、
悪い噂も同様だということ。
つまり、リアルのネットワークが強固なことは
メリットもありますが、デメリットもあるということなのです。
僕はこれを聞いて、
「これって日本でもネット上で今起こっていることと一緒だよなー」と思いました。
例えば、Facebookをやっていれば、
会社や家族、友人など色々な人と繋がっているので
1人のスケジュールや行動を繋がっている友人の
ほとんどが理解していることになります。
これはいいことでもあるのですが、
プライバシーがなくなる。という意味ではデメリットでしょう。
つまり、
日本とカンボジア、環境が全く違っていても、
状況のパラダイムは共通している部分があるということになります。
これは、僕にとっては結構面白い気づきでした。
このように、
普通に観光しているだけだったら気づかない部分や現状などを
実際に現地でビジネスをしている平山さんとの企画だからこそ
感じることができたと実感します。
しかも、平山さんからカンボジアに行く前から色々話は聞いてましたが
実際に言って、5感で感じると
それは理解から納得へと変わるのだと今回思いました。
それでは、ありがとうございました。
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