こんにちは、江藤です。
さて、今日の発信は、
『マルチタスク』と『シングルタスク』の話と、
面白い実験を紹介したいと思います^ ^
ご存知かと思いますが、
『マルチタスク』というのは、
例えば、仕事でいうと、
音楽を聴きながら、書類の作成を行い、
同時に、届いたメール返信を行う。
という風に、
「一度に複数の仕事・行動を、同時進行で行う」スタイルですね。
対して、
『シングルタスク』というのは、
この時間帯は、書類の作成を行う事だけに集中して、
それが終わったら、メール返信だけを集中して行う。
という風に、
「1つの時間には、1つの仕事をしかしない」スタイルです。
これは、仕事以外にも、色々言えまして、
例えば、テレビを見ながらご飯を食べるのは、マルチタスクですし、
ご飯を食べる時は、食べる事に集中して、
その後に、テレビを集中して見るのであれば、シングルタスクです。
これを踏まえて、
ちょっと振り返ってほしいのですが、
あなたは、ご自身の仕事を、
『マルチタスク』でしていますか?
それとも『シングルタスク』でしていますか?
また、
『マルチタスク』と『シングルタスク』は、どちらの方が、
より効率がよく、より大きな成果が出やすいと思いますか?
ぜひ、ちょっと考えてみてください^ ^
・・・
・・・・
さて、
これを証明する、次のような実験があります。
簡単にできるので、ぜひやってみてください^ ^
数分で出来ます。
まず、1枚の紙と、ペンを用意します。
そして、紙を、
横に三等分する形で、
次の3つを書いていきます。
ーーーーー
・上側には、「123」を20セット
→つまり「123123123123123・・」というもの
・中央には、「ABC」を20セット
→つまり「ABCABCABCABC・・」というもの
・下側には、「○△□」を20セット
→つまり「○△□○△□○△□・・」というもの
ーーーーー
これを書いていきます。
なので、完成形としては、
上側に、「123」が20個書かれていて、
真ん中には、「ABC」を20個書かれていて、
下側には、「○△□」を20個書かれている。
という状態が、出来上がるはずです。
さて、上記を、
2パターンの方法で書いていき、
完成するまでの時間を比較します。
1つ目のパターンは、
『シングルタスク』方式です。
まずは「123」を20個書く事に集中して、
それが全て終わったら、「ABC」を20個書く事に集中して・・
という形で、
1つの作業が終わるまでは、次の作業には取り掛からないようにします。
そして、2つ目のパターンは、
『マルチタスク』方式です。
「123」と書いたら、次に「ABC」と書いて、
その次に「○△□」と書いたら、また「ABC」と書く・・・
という形で、ランダムに1セットずつ書いていき、
3つを同時進行でこなしていくイメージです。
この2パターンは、
書き方のスタイルが違うだけで、作業量は同じになります。
その中で、「シングルタスク」と「マルチタスク」の2パターンで
完成する時間を測定し、比較すると、色々気づく事があります。
・・・・という事で、
ぜひ、上記の実験をやってみて、
ーーーー
「シングルタスク」と「マルチタスク」のどちらが、
より効率的に、より大きな成果を出す事が出来るのか?
ーーーー
を考えてみてもらえると嬉しいです^^
そして、これが、はたして毎日続いたら、
結果に一体どれくらいの差がついていくのか?
もイメージしてみてください。
また、次回以降の発信で、
「シングルタスク」と「マルチタスク」について
補足しようと思います!
ではでは、今日はこの辺で!
ありがとうございました。
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