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完全なる『自己否定』が活動エネルギーに変わる。

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僕は時々、 
自分の中にある熱量がブクブクと高まり、 
 
ご飯や寝る時間もどうでもよくなるくらい 
無我無心で何かをしたくなり、してしまう時があります。 
 
 
 
 
今まで「時間効率」と呼ばれるものが 
意味のないものだったのじゃないかと一瞬思うくらい、(実際そうではないのですが) 
 
集中力も(後々思うと)比較にならないくらい上がっていたり、 
インプット量やアウトプット量が全くもって変わります。 
 
 
 
 
正直、ずっとこのままキープできたらいいのにと 
いつも思うのですが、 
やはりどうしても波が出てしまうのは 
まだまだ自分の弱さだと感じます。 
 
 
 
 
 
 
 
じゃあ、どう言った時に、 
そういった状態が訪れるかというと、 
 
「自分のことを否定した時」です。 
 
 
つまり、『自己否定』です。 
 
 
 
 
これが、どういうことかについて、 
今回はシェアしたいと思いますm(_ _)m 
 
 
 
 
 
普段、誰しもが、 
潜在的に”自己肯定”をして生きています。 
 
 
人は、自分にも周りにも 
肯定をしてもらいたいのは、ある意味当たり前で、 
それによって「自己重要感」を満たします。 
 
 
 
 
 
例えば、 
 
本当はもっと良いパフォーマンスができたかもしれない場面とか、 
望んでいたよりも、あまりいい成果が出なかった場面に対し、 
 
 
自己肯定感が強すぎると、 
 
「あの時はあれでよかったんだよ」とか 
「あの出来事があったから、今があるんだよ」 
 
と、プラスに思い込もうとして、自己肯定をしてしまうのです。 
 
 
 
 
 
実は、ここから生まれるものって何もないんですよね。 
 
また、こういうのって視点を変えれば、 
いくらでもそういう風に表現することができます。 
 
 
つまり、実際にはあまり向きあおうとせずに、 
自己肯定をすることで、スルーをしている状態だと僕は思うのです。 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかし、これは悪いことではなく、 
僕自身も含めて、誰もがそうでだと思います。 
 
 
 
逆に、自己肯定をあまりにもしなさすぎると、 
 
「自分ってなんてダメなんだろう・・」と 
どんどん自分を責めることになってしまって 
病気になってしまっては、やはりダメですので。 
 
 
 
なので、 
”自己肯定感を満たす” 
ということはある程度大事です。 
 
 
 
 
 
 
また、世の中で広がっている、 
自己啓発本の多くは 
「自己肯定感」を満たすものがほとんです。 
 
 
つまり、簡単に言うと 
「あなたは今のままでいいんですよ。」 
という主張ですね。 
 
 
 
 
 
で、これらを僕は否定しているのではなく、 
今、自己肯定感が非常に低かったり、自信がない人にとっては、 
自己肯定感を高める、非常に良い糧になると思います。 
 
 
 
 
 
 
 
しかし、すでに 
自己肯定感をある程度持っている人の場合は、 
その自己肯定に浸りすぎているのはダメだと思います。 
 
そこから脱する必要があるのです。 
 
 
 
 
例えば、自己啓発本も、そういう人にとっては、 
「自分を変えたいから」というより、 
「現状に安心したいから」という目的に無意識に変わっていたりします。 
 
 
 
自己肯定をすることで、 
「自分はこのままでいいんだ」 
と思い込みすぎてしまうので、 
 
それ以上の成長や進化のスピードが 
極端に低くなってしまうからです。 
 
 
 
 
 
 
実際、僕もこういう場面があったりします。 
 
自分を自己肯定感で満たしすぎると、 
ぬるま湯にずっと浸かっている状況になり、 
そこから抜け出せなくなってしまうのです。 
 
つまり、現状に満足してしまうのです。 
 
 
 
 
だからこそ、僕がするのは、 
 
「一度、自分を自己否定する」 
 
ということです。 
 
 
 
 
 
 
 
例えば、 
「自分は、史上最悪のバカだな」 
と心の底から思ってみるんですよね。 
 
 
そうすると、 
「このままじゃダメだ! もっと勉強しないと!」 
と思うはずです。 
 
 
 
 
 
勉強しないのは、 
「自分は今のままでいい。」 
と潜在的に思っているからです。 
 
自己否定をすれば、それがモチベーションへと変わり、 
活動エネルギーへと変化していくと僕は実感しています。 
 
 
 
 
 
 
 
思えば、僕の活動の源泉は 
 
「このままじゃいけない、今の状況を打破しないといけない」 
「自分は本当にダメだな、こんな自分では何もなし得ることはできない」 
「何て自分は情けないのだろう・・」 
 
こういった自己否定から始まっていました。 
 
 
 
 
 
 
学生時代に、就職活動から起業をした時も、 
 
安月給のフリーランスデザイナーから、 
情報発信という可能性を感じ、ビジネスを始めたのも、 
 
 
僕は自己否定から始まっていると実感します。 
 
 
 
 
 
 
 
人は潜在的に「自己肯定」をしています。 
何度も言いますが、それは悪いことではありません。 
 
 
しかし、もっと高みへ、もっと理想へと進みたいのであれば、 
まずは「自己否定」をしてみてほしいのです。 
 
 
 
 
 
 
で、ここで重要なのは、 
 
自分のことは”否定”しても、 
自分の周りの人や環境は”肯定”するということです。 
 
 
 
 
 
“否定”が周りに転化するのは違います。 
 
逆に、周りの人や環境には、 
これまでかと言わんばかりに”肯定”します。 
 
 
 
 
 
“否定”をするのは自分のみです。 
 
そして、自分が変われば、 
もちろん環境も大きく変わります。 
 
 
 
なので、もし仮に、 
今の環境への不満があっても、 
自分が変化すればいいだけなので、あまりどうでもいいのです。 
 
 
 
 
 
 
まずは『自己否定』から入ってみてください。 
そして、それをエネルギーに変えてみてください。 
 
 
すると、それは案外 
マイナスなエネルギーではなく、心地よいエネルギーになることが 
分かってもらえるんじゃないかと思います。 
 
 
 
 
そうすると、 
 
行動が変わり、思考が変わり、自分が変わり始めます。 
 
 
 
まだ、今年は10日もありますので。 
 
 
それでは、ありがとうございました。