『目的論』で自分の心の中を探る【アドラー心理学からビジネスを学ぶVol.1】

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僕は、日々のビジネス活動として

メルマガを書いたり、オンライン講座をやったり、

セミナーやビジネスキャンプなどのお泊まり企画をやったり、

またはLPテンプレートなどのシステム開発をしたり等、

様々な活動をしているのですが、

 

共通して言えるのは、

多種多様な業種・状況の方(または会社さん)のビジネスを

より売上アップしてもらう、より成功してもらうためのサポートをしている他なりません。

(場合によっては、それが人生全体へと発展することだってあります。)

 

 

そういった背景もあり、僕はこれまで

「会社員の環境から独立し、自己実現をしたい!」

「今の現状よりももっと上を目指して、自分や自分のビジネスを進化させていきたい!」

などの『変化したい』『進化したい』という様々な方のサポートをしてきました。

 

 

そんな中で「変化する」「進化する」ということにおいて

僕自身、いろいろ気づいたことがあるので、

それらをいくつかお伝えしていければと思います。

 

 

「変化したい」のに、「変化したくない」

 

まず、初っ端から過激なことをいうと笑

「変化したい」という人の中には、

実は「変化したくない」と思っている人がいるということです。

 

これって、一見矛盾しているのですが、

もちろん嘘をついているとかそういうことではなく、

「変化したくない」と思っている自分に気づいていない、というイメージなのです。

 

 

よく、これにおいて言われるのが、

『顕在意識』『潜在意識』です。

 

つまり、

『顕在意識』では「変化したい」と思っていても、

『潜在意識』では「変化したくない」思っている、ということです。

 

・・・とはいっても、

「結局はどういうことなの?ww」と思われる方もいると思うので、

今回はちょっと違う視点でお話したいと思います。

 

 

どんな視点かというと「アドラー心理学」です。

 

最近は書籍の出版を始め、結構ブームなっていると思うので、

知っている人も多いかもしれないのですが、

アドラーは、フロイトなどと並ぶ「心理学の三大巨頭」の1人です。

 

Alfred_Adler_(1870-1937)_Austrian_psychiatrist

こんな方です

 

 

アドラーの目的論

 

さて、そんなアドラー心理学の1つの思考に「目的論」というのがあります。

これのある意味対になっているのがフロイトの「原因論」です。

 

こちらの方が有名ですし、

一般的な問題解決の思考として根付いてはいるので、

先にフロイトの「原因論」から説明しますね。

 

 

例えば、「変化したい」という例として

「会社員の環境から独立したい!」と思っている方がいるとします。

 

しかし、そうは思っていたとしても

なかなかそれを実現まで持っていくことが出来なかったり、

具体的な行動が出来ない場合、それには必ず『原因』があって

その原因を解決することで、行動することができると考えるのがフロイトの原因論です。

 

 

例えば、

「仕事が忙しくて中々ビジネスに取り組む時間がない」などの物理的な原因や

「昔、何かに挑戦したときに失敗した経験がある」などの、

過去の出来事による原因などです。

 

なので、まずは行動できない原因が何かを探し出し、その原因を見直していきましょう!

というのが原因論の思考なのです。

 

これって結構普通の考えだし、

多くのビジネス本には、原因論の思考で書かれているものが多いです。

 

 

一方、アドラーの「目的論」は、

原因論とある意味正反対の考えで

「原因というのは実は後付けにしかすぎなくて、

 人は『原因』ではなく『目的』に沿って行動している」

というものです。

 

つまり、

「変化できない」「変化しない」のは、

『原因』によって引き起こされているのではなく(むしろ原因は関係なく)、

必ず『目的』があって、

その目的を達成するために、人は選択し、行動しているという事なのです。

 

これが「目的論」です。

 

 

 

これを踏まえて、先ほども挙げた

「会社員の環境から独立したい!」けど、それが行動に伴わないという場合、

原因として考えられる「仕事が忙しいから」とかは実はあまり関係がなくて、

 

例えば、

「独立して、もし失敗したら自分の希望がさらに見出せなくなってしまうので、

 現状のままでいることで、自分の理想と可能性を保持する」

という目的があるかもしれないし、

 

「自分自身の理想の実現から考えられるリスクよりも、

 身近にいる人を不安にさせず、現状維持の選択肢を優先させる」

っcという目的があるかもしれません。

 

そして、これらの目的にそって、自然と適切な行動を人はとっているのです。

(当然目的は人によって違います。)

 

 

もしかしたら、結構酷に聞こえるかもしれませんが、

これは何も自分を責める材料にするものではありません。

自分の心の中を知る為に必要なものなのです。

 

 

問題解決の手順の固定概念

 

そんな中、今までは「原因論」でものを考えるのが当たり前だったので、

何か自分の中で課題が出た時には原因を考えることが一般的でした。

 

なので、

「独立したいと思っているのに、なんでできないのだろう?」

→ 原因を探す → 「あっ、会社が忙しいからだ」

という感じで原因を探す習慣がついているわけです。

 

しかし、目的が変わらないなら、

いくら原因を解決しても、行動自体は変わらないことが多いのです。

 

 

では、ちょっと別の事例を出したいと思います。

 

なぜ不登校になるのか?

 

例えば以前、不登校気味で、上手く学校に馴染めない高校生がいました。

その子は、学校に馴染めない原因を探しました。

 

「なんで学校で馴染めないんだろう」 → 原因を探る → 

「あっそうか! 今の高校の環境が悪いからだ(あの友達がいるから、先生が〜〜だからなど)」

→ 「じゃあ環境が変われば、上手くやれるにちがいない」

 

・・・と、こんな風に思ったのです。

 

 

でも実は、その子が学校に行かない『目的』は

「学校という環境から身を断つことで、自分の魅力の可能性を残したいから」

だったのです。

 

だから、いくら環境が変わっても、この目的は変わらないので、

結局は学校に馴染めず、不登校になります。

 

 

実際その子が大学に入学し、環境が変わっても、結局は大学の環境に馴染めず、

さらに原因を解決したと思っていた矢先でもあったので、

そのショックから、余計不登校になってしまったのです。

 

そう、これがまさに学生時代の僕でした笑

 

 

今でこそ、当時の自分の思考を俯瞰的に見ることが出来ますが、

当時の僕は、自分自身の潜在意識の中にある

『目的』に気づくまでには、結構な時間がかかりました。

 

実際問題、自分の中にある『目的』を探ることってあまりしないと思うんですよね。

 

なぜなら、先ほども言いましたが

「問題が起こった時は、その原因を探って、その原因を解決しましょう」

これが一般的な思考だからです。

 

もちろん、それで解決できることもありますが、複雑化した現代だからこそ、

それだけでは根本的な解決につながらないケースも増えてきたと僕は思っています。

 

 

だからこそ、もし今の段階で、

・実現したくても実現できないもの

・行動したいと思っていても、なかなか行動に移せないもの

などがあった場合、

一度、その行動の『原因』を探すのではなく、『目的』を探してみてほしいと思います。

 

そうすれば、自分の潜在意識の中の思考を知ることができたり、

それによって、もっと行動自体をシンプルに捉えることも出来たりします。

 

 

実際、僕も色々な人のビジネスをサポートしたり

自分自身のビジネスや人生を前進させていく上でも、

『目的』を探ることで見えてくるものは結構多いと感じています。

 

ぜひ一度やってみて、自分の声に耳を傾けてほしいと思います^ ^

 

 

 

「目的論」を使う『目的』は、”自分を責めるため”ではない

 

ただ、ここで1つ付け加えたいのは、

『目的論』から目的を知ることが出来たとしても

決してその目的を否定する必要はないということです。

 

例えば、不登校の目的がわかったとして

だからこそ学校という環境に立ち向かう必要はないと僕は考えます。

 

実際僕は、自分の中にある目的を知ったことで

「あっそうか、そもそも特定の環境に継続して身を置くことは僕は苦手分野なんだな」

と分かったので、

 

だったら、そういったことがそもそも必要無い体制で

自分の可能性を発揮できることをしよう!と思い、起業したという経緯もあります。

(もちろんそれだけの理由で起業したのではないけど)

 

なので、どちらかというと、

自分の思考の性質を理解する意味で、目的論を使うことをおすすめします。

つまり、自分を責めるために使うのではなく、自分を知る為に使うって感じです。

 

 

ということで、今回はアドラー心理学の『目的論』をベースにお伝えしました。

 

次回も”アドラーシリーズ”ということで、

『対人関係におけるとっておきの思考法』についてお伝えします。

それでは、続けてどうぞ!

 

次回の記事はこちら

 

 

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