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『呼吸』の感覚で、ビジネスを捉えてみる

先日、僕の運営していた劇団公演を無事終える事ができました。

お陰様で集客数は1000人を越え、注目公演ランキングは1位を獲得。
史上初のスタジオアルタでのロングラン演劇公演を成功させることができました。

公演にお越しいただいた方も、本当にありがとうございました!

 

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一見華々しい経験だったのですが、

しかし僕にとって今回、劇団公演ビジネスを行った経験は、
とても教訓に溢れた出来事となったのも事実でした。

今回の経験から学んだことは、
パズルのメンバーさんにシェアしていこうと思っています。

さて、おかげさまでアルタ公演は成功のまま幕を閉じたのですが、
普通こういう大きなプロジェクトが終わったときって、

「やったー! やりとげたぞー!!」みたいなもの凄い達成感を感じたり、
「自分凄い!」みたいな優越に浸ったりするのかもしれないのですが、

僕は正直そういう風には、全くと言っていいほどなりません。
本当に自分でも不思議なほどです。

それよりも、今回のプロジェクトで得たことを
今後の自分にどう活かしていこうかな?
どういう風に発信して読者さんにシェアしていこうかな?
ということを考えるんですよね。

僕はこれって結構大切なことだと思っていて、
プロジェクトを行ったことというのは、
いわば大きなアウトプットをしたということです。

つまり、『呼吸』でいうと「吐いている」状態です。

で、プロジェクトが終わった後に、
「やったー!!」となるということは、
さらにエネルギーを放出することになります。

これは、呼吸で言うと、さらに吐く行為になります。

 

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そうなると、どうなるかというと、
息が苦しくなって、ものすごく息を吸いたくなります。
つまり、急激なインプットを求めてしまうんですよね。

具体的には、
大金をはらって大きな買い物をしようとしたり、
欲望を解消しようとしたりするわけです。
旅に出るとかもこれに1種当たります。

こうなると、今までアウトプットをして得たものを
素直に学びへのインプットに変換できなくなります。

せっかくいいアウトプットをしたにも関わらず、
これって凄くもったいないわけです。

そうじゃなくて、
一旦呼吸を吐いたら、落ち着いて吸わないといけません。

そうすることで、また自然に吐くことができるのです。

ビジネスでもなんでもそうだと僕は思うのですが、
一番自然な状態って、『呼吸』なんですよね。

つまり「吸って、吐く」を繰り返すということです。

例えば、呼吸法というものがあると思います。
呼吸で潜在意識と対話できるとも言われるくらい、呼吸とは自然な行為なのです。

ビジネスにおいても、日常においても
「呼吸をするように行う」という感覚はものすごく大事なのです。

・インプットをしたら、アウトプットする
・アウトプットしたら、インプットする
・何かを発信したら、レスポンスを得る
・消費をしたら、補給する

ずっと吸っていたり、ずっと吐いていると、
それを継続することはできません。

これが、ビジネスの崩壊や習慣化できない原因の1つでもあります。

しかし、自然な呼吸は無意識レベルで継続できます。

だからこそ、この『呼吸』というのは非常に大切なキーワードだと僕は思うのです。

パズルでもこの辺りはさらに詳しくお伝えしますが、
一度、あらゆる物事を呼吸に置き換えて考えてみると、よい糸口が見つかると思いますよ!

僕は、今回の公演で、アウトプットしたものを
しっかりと吸って、パズルで吐いていこうと思います。