こんにちは、江藤です。
前回から「ホノルルの夜シリーズ」という
なぜか意味深なタイトルで、
ホノルルツアーメンバーで話した内容の内、
シェアしたいなと思ったものを、整理してお届けしています。
(前回の記事はこちら)
今回はパート2ということで、
テーマは「自分の強みの見つけ方」です。
よくビジネスの場面でも
「自分の強みを見つけましょう」
ということはよく言われます。
そこで、自分の強みってなんなのか?
ということに悩んでしまう人も多いかもしれません。
さて、ここでいう「強み」というのは、
なんとなく「知識量」「技術力」のことを
指す場合が多いように思います。
例えば、今回ホノルルにも同行していただいた、
ランナーズハイで組んでいる、
スポーツトレーナーの浦中さんは、
ランニングにおいて非常に高い「知識量」と「技術力」をもたれています。
今回のホノルルマラソンにおいても、
その日までのトレーニングメニューはもちろん、
レース直前の体のコンディションづくりや、
レース中の補給についてアドバイスをくれたり、
そしてレース後には痛みや筋肉痛が残らないように、
個々にマッサージまでしていただきました。
その徹底したサポートっぷりに、僕は改めて、
「浦中さんと一緒に企画をつくれて本当によかったな」と感じました。
浦中さんは、タイムを狙うためのトレーニングではなく、
長距離を走ったり、レースの完走を目指したり、
ランニング中における怪我の予防や対策などを専門されています。
なので、その分野において、
浦中さんを求める人は自然と増えていくので、
もちろん仕事には困らないし、
色々な人と一緒にビジネスをすることも可能になってくるわけです。
このように、ビジネスに繋がる強みというのは
「知識量」「技術力」と考えられるケースが多いです。
もちろん、こういった強みがあると、もう言うこと無しなのですが、
これからビジネスをする人は特に、
こう考えると「強みってなんか難しいな・・」
と思ってしまうのは無理もありません。
しかし、実は強みというのは
「知識量」「技術力」などにとどまらず、
様々な種類があるんですよね。
例えば、
ランナーズハイを一緒にやっている川口さんは、
転売ビジネスを中心にビジネス展開されており、
僕も教えていただいているくらいなのですが、
今回のランナーズハイでは、
川口さんがビジネスを教える場面はほとんどありません。
じゃあなぜ川口さんとランナーズハイで組んでいるのか? というと、
1つはランニング×ビジネスの価値観に共感してくれ、
一緒にホノルルを走る決意をしたから。
そしてもう1つは、
僕は川口さんの「ムードメーカー的存在」である所に強みを感じたからです。
いわば盛り上げたり、トークの面白さなどが、
ランナーズハイとしての場を形成するには、
僕だけではなく、川口さんがいた方が、絶対に面白くなると感じました。
実際、今回のホノルルツアーも川口さんのおかげで、
終始ツアー自体に充実感が増し、満足感につながったかと思います。
これって、もしかしたら、
「そんな理由でビジネスを一緒に組むの?」と思われるかもしれないのですが、
コミュニティをつくるというのは「場の形成」な訳です。
だからこそ、「場の状態」というのが如何に大事かが分かれば、
これって当然の判断なのです。
つまり、何が言いたいかというと、
強みというのは、
何も「技術量」や「知識量」だけの話だけではなく、
今回の例のように、
盛り上げるのが上手、とか
料理を振る舞うのが上手、とか
接待が上手、とか
凄く事務的なことが上手、とか
そういった一見些細に見えそうなことが、
特にこれからの時代、
ビジネスレベルの大きな強みになるということなんです。
そして、そういったことって、
実は誰でも持っていることだと思うんです。
もし持っていないと思われる場合は、
それを強みだと気付いていないか、
気づいていても自分では当たり前すぎて、強みだと思っていないか?
のどちらかなんじゃないかなーと僕は思います。
誰でも絶対に、既に「強み」は持って、
それに気づき、引き出し、高めていくだけで僕はいいと思うのです。
また逆に、
人のそういった強みを見つけ出せる
というのも、強みの1つです。
そうすれば、日常の中で人と会った時に
「この人は何が強みなんだろう・・?」
という感じで、『強み探し』が始まるんですね。
それが習慣付くとかなり面白くて、
まず人の見方も変わるし、
強みのある人同士を集めて一緒にビジネスをしてもいいし、
何より人との出会いが楽しくなります。
つまり、人の強みを整理して、
何が出来るかを組み立てて考える感覚です。
人には絶対に強みと弱みがあります。
普段生活していると、
人の弱みに注目してしまったり、
自分の弱みに悲しんだりしてしまいがちですが、
それよりも、人の強みを見つけて楽しみ、
自分の強みを伸ばし、磨くことに力を注いだほうがいいのです。
僕自身も自分で始める前は、
自分の弱みばかりを見てしまっていました。
僕は、昔から集団行動が苦手で、
学校の授業とかもとても苦痛だったし、
一緒に同じことをする、とか
毎日同じことをする、ということが今でも苦手です。
しかしだからこそ、
自分でビジネスをするということを選べたわけだし、
その選択をしたことで、世界が180度変化しました。
このように、強みを知る事で、
自分の使命のようなものが理解できたり
方向性を決めるきっかけになったりもします。
これからの時代は、
皆と同じことができるのが凄いのではなく、
如何に自分の強みを活かして
自分にしかできないことが出来るか?
ということに価値があるわけですから。
・・ということで、
今回のまとめとしては、
・強みというのは誰にでもあって、技術量や知識量だけではなく、
場を盛り上げる能力なども、これからの時代は十分な強みになる
・強み探しを習慣づけることで、人との出会いが変わる
・強みを知る事で、自分の使命が段々理解できてくる
この3つです。
強みを探すのではなく、
もう既にある潜在的強みを、
自分の内側から引き出してみてください。