あなたは、もし視覚情報が
なくなったらどうしますか??
つまり、真っ暗闇の中に自分がいるように、
全く見えないということです。
実は、そんな非日常な状態を
イベントという形で楽しめるんです。
ダイアログインザダークという、
今全国各地で行われている暗闇イベントです。
詳細はこちら
⇒ https://pocowan.com/archives/746
結構気になっていたイベントだったのですが、
関東を中心に開催されていたので、
今まで参加する機会がなかったんです。
しかし、神戸での開催があると
お知り合いの全盲のYさんからお誘いを受け、
参加することにしました。
Yさんとは、かなり仲良くさせてもらっていると同時に、
僕にはもっていない判断基準や視点をもっていて、
かなり刺激を受けています。
きょうから神戸の移動中も
様々な興味深い話を聞いたのですが、
それはまた別の機会に書こうと思います^_^
さて、イベント会場につくと、
まずはじめに、携帯などの電子機器や時計など、光るものをとにかく預けます。
そして、いよいよ真っ暗闇の世界に
入っていくのですが、
ガイドをしてくれるのは、
暗闇のエキスパートである視覚障害者の方々です。
暗闇スペースの中にドアを開けてはいると、
本当に真っ暗で何も見えません。
そんな中を、
8人のグループになって、
真っ暗やみの中で自己紹介をしたのち、
進んで行きます。
みんな見えないので、
自分の存在や、地面の様子、触れたものを
声を出してアピールしていき、
情報をシェアしていきます。
常にみんな声を出しているという感じで、
積極的にコミュニケーションしあうんです。
そして、誰かの背中や腕ににふれて一列で歩いたり、
協力して手を取り合ってサポートしていきます。
そうすると、初対面の人同士にも関わらず、
かなり仲良くなっていくんです^ ^
そして、通常は人と会話するときに、
かなり視覚情報に頼っていることにも気づけました。
例えば、相手の表情や目線、仕草など、
普段は意識している部分を全く意識しないので、
ある意味暗闇の会話には不思議と
安心感みたいなものを感じました。
そして、全盲であるYさんは、
暗やみであろうとなかろうと関係ないわけなので、
僕たちが真っ暗闇で戸惑いをもせている中で、
かなりリードしてくれていました。
暗闇だと、Yさんもみんなも同じ環境になるので、
Yさんにとっては暗闇は得意分野なわけです。
そんな様々な気づきを
得ることの出来たダイアログインザダークは、
思った以上に沢山の気づきを得ることができました。
4月は大阪でも開催がスタートするそうなので、
もしよければあなたも参加して見てくださいね^ ^
ダイアログ・イン・ザ・ダーク