僕は大学生の時から起業し、
現在は会社を立ち上げ、年間3500万円ほどの事業を行っています。
そんな中、よくビジネスの世界では
『ビジネスで成功するには、ノウハウよりマインド(考え方)が大事だ!』
という話があったりします。
これは、実際その通りで、
僕自身も、そんなビジネスマインドについて、
これまでにも様々な経営者さんから聞いて、実践してきました。
しかし、そんな中で、
ビジネスの考え方や生き方において、僕が最も学びを得ているのは
実は、ビジネスの経営者でも、専門家でもなく、『音楽家』なのです。
そして、そんな中でも
ひときわビジネスマインドを日々学ばせてもらっているのが、椎名林檎さんです。
僕は、高校生のときに椎名林檎さんの音楽を知り、
音楽を通して、椎名林檎さん自身の生き方に共感してきました。
次第に僕は大学時代に起業をして、現在も自分で仕事をやっているわけですが、
そんな、今の僕の生き方やビジネススタイルを築く上で大きな糧となったのは、
他ならぬ、椎名林檎さんなのです。
そんな中、おそらく
「なんでビジネスなのに椎名林檎なの?」って思われるかと思います笑
そんなあなたに、
椎名林檎から僕はビジネスにおける何を学んだかについて
大きく4つに分けて、少しお話できたらと思います。
今この瞬間を生きるということ
まず第一に教わったこと。
それは、
人は過去に生きるのでもなく未来に生きるのでもない。
今、この瞬間を生きていて、今という時間を大切にしないといけない。
ということでした。
椎名林檎さん、ならびに椎名林檎さんのバンド「東京事変」の曲の歌詞には、
今この瞬間を感じさせる 奮い立たされる歌詞がよく登場します。
その中でも一際僕の考えの1つとなっているのは、この歌詞です。
思い出迷子は負けのはじまり
いまを実感する者だけが勝つ
(「勝ち戦」東京事変より)
過去なんて関係なくて、今を生きていく必要がある。
そういう、ある意味”覚悟”みたいなものを、僕は椎名林檎さんから学びました。
だからこそ、自分の過去がどうだったからとか
そういったことは関係なく、今この瞬間を輝こうと思うようになりました。
努力して上り詰めたものにしか分からない味がある
僕のお気に入りの歌詞にこういったものがあります。
どんなに美味しく高価なお酒が有ったって
今日迄怠惰に過ごして居ちゃ味も判らない
どんなに要領(カシコ)良く硬貨を動かして居たって
対話が演技じゃ興味が湧かないってもんよ
(「余興」椎名林檎より)
この歌詞を聴いて、当時学生だった僕は、
本気で今を生きて、生き抜いたものにしか分からない景色や『味』があるんだ!
と知りました。
そして、一度きりの人生なら、そんな”味”を味わうべきだし、
そういった体験してみたいと思うようになりました。
もしかしたら、
「自分にはそんな味なんて興味はない」と思う人もいるかもしれませんが、
それは実際に一度味わってから、判断すればいいだけの話です。
毎日を真剣に生きて、自分自身をもっと試していきたい。
これを強く思うようになりました。
こだわりが唯一無二になる
椎名林檎さんは、とにかく曲作りから
それに関するビジュアルや演出まで、
とにかく凄まじいこだわりを感じます。
例えば、椎名林檎さん、東京事変のアルバムの曲名は
ほぼ全て文字数がシンメトリーになっているんです。
どういうことかっていうと、
例えば、2009年発売の「三文ゴシップ」の曲順を見ると、
01. 流行
02. 労働者
03. 密偵物語
04. 〇地点から
05. カリソメ乙女
06. 都合のいい身体
07. 旬
08. 二人ぼっち時間
09. マヤカシ優男
10. 尖った手口
11. 色恋沙汰
12. 凡才肌
13. 余興
と、7曲目の「旬」を対称の軸にして、
文字数がシンメトリーになっています。
こんなことって、多分他のどんなアーティストも
行っていないことなんじゃないかと思っています。
みんながやっていないから、やる必要がないとか
逆にみんながやっているから、やるべきとか、
そういう周りの環境に流されるのではなく、
自分の中にあるポリシーやこだわりを第一優先に
ビジネスも、モノづくりもしていくべきなのです。
そしてそれが結果的にに「自分らしさ」になる、ということを学びました。
ちなみに、唯一無二というものについて考えさせられる
僕の好きな歌詞はこちらです。
誰もわかっちゃくれないわ
私がどこにも属さないから
わかってたまるかってんだ
分類される程ヤワじゃない
(「勝ち戦」東京事変より)
姿勢
椎名林檎さんは、幼少期にバレイを習っていたらしく、
そのせいか、とても姿勢が歩き方が綺麗です。
「立っているだけで様になる」とはこのことだな、と思います。
そして僕も、男性ではあるので、真似をする訳にはいきませんが笑
それ以来、姿勢を意識して日々過ごすようになりました。
姿勢って本当に大事で、
猫背の姿勢でずっと作業していると、やはり考え方も曲がってくるから不思議です。
さらに、姿勢がいいと、周りからも、ビジネス的な信頼を置かれやすくなります。
やはり第一印象は外見で見られることが非常に多いです。
僕は、姿勢を意識してから、ビジネスの売り上げが上がった
といっても過言ではありません。
また、それによって、自分に自信が持てるようになりました。
さて、今までのものをまとめてみると、
・今この瞬間を生きるということ
・努力したものにしか分からない味がある
・こだわりが唯一無二になる
・姿勢
大きく分けて、この4つの考え方と生き方を
僕は今でも日常やビジネスに生かしています。
芸術やクリエイティブからビジネスを学ぶ視点
今回、この話をすることで何を伝えたいかと言うと、
「ビジネスを学べるのは、決して経営者やビジネス本からだけではなく、
芸術やクリエイティブから学べることは非常に多い」
ということです。
今回の椎名林檎さんなどの音楽もそうですし、
他にも、マンガとか映画とかアニメ、ドラマ
こういう部分から僕はビジネスのヒントを常に得ています。
例えば、自分の行う講座名をアニメから引用したこともあります笑
ビジネスはビジネス! 音楽は音楽! なんてならなくてもよくて、
それぞれの世界を融合して、総合的な学びへと変えて行った方が面白いし、
もっと人生が楽しく豊かになるんじゃないかと僕は思っているのです。
だからこそ、ビジネスをやっている人は、
芸術やクリエイティブからビジネスを学ぶという視点を持って欲しいし、
ビジネスをやったことがない人は
そういった視点でビジネスの世界に触れてみるのもありなんじゃないかと思います。
なお、僕は無料メルマガも発行しているのですが、
メルマガでは、ビジネスをテーマに、
こういった様々な芸術やクリエイティブから学べる”ビジネスの視点”についてお話しています。
僕のメルマガは、ビジネス実践者だけでなく
アーティストの方や作家さん等も購読いただいているのですが、
「日常の全てがビジネスというテーマで1つに繋がって非常に興味深い!」
と言う意見をいただいたりと、お陰様で結構好評です^ ^
もし興味があれば、無料購読できますので、ぜひ読んでみてください^o^
それでは、ありがとうございました!