消費者意識ではなく、自然と応援したくなる「場づくり」【西国分寺 クルミドカフェ】

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カフェから学ぶ、これからのビジネスに必要な視点シリーズ

第1章

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こんにちは、江藤です。

 

今回から、3回にわたって、

カフェから学ぶ、これからのビジネスに必要な視点シリーズ

という形でお届けしたいと思います。

 

そもそもなぜ、このような記事を書こうと思ったかというと、

先日、一緒にホノルルマラソンも完走し、仲良くさせてもらっている
ビジネスコンサルタントの保坂さんが
「都内のカフェを巡りながら、そのカフェが人気の理由を話し合う会」
というものを開催されていたので、参加してきたんですよね^o^/

保坂さんは、ものすごくコーヒーが好きらしく、
カフェにもすごく詳しいんですよね。
(ハワイでも毎日のようにカフェ探索をされていました笑)

そんな中、僕はカフェ自体はすごく好きなのですが、
普段、あまり冒険していろいろなカフェに行ったりはしないし、
人気店に行く、ということも1人ではなかなかやらないので、

この機会に「人気店のこだわりに触れたい」と思って、参加したのでした。

これが、本当に面白かったんですよねー!

ということで、今回は
「カフェの人気店から学ぶ『場のつくりかた』」
についてちょっとシェアしたいなー思います。

今回の会は、合計5人くらいのメンバーで行なわれました。
(あまり多すぎるとニッチなカフェだと入ることができないという理由で)

僕はほとんど、はじめましての方で、

例えば、

・都内で3店舗展開されている
 「大人のハンバーグ」というレストランを経営されている方

・数学の講師をされていて、数学の知識をビジネスをつなげようとされている方

・アームレスリングを、より多くの人に広める活動をされている方

・来月に自分でカフェを経営する方

などなど、様々な興味深いビジネス活動をされている方ばかりでした。

さて、そんなメンバーと、
食べログランキング上記のカフェや、その他話題になっているカフェに、
1日で4件、はしごをしたのですが、
(1日にそんなにカフェを回ったのは初めてでした笑)

だからこその面白さがありました。

まず、1日に様々なお店にいくことで、比較対象ができます。
そうすることで、お店の魅力を見つけやすくなるんですよね。

例えば、
このお店に比べて、ここのお店はここにこだわっているなー とか、
ここのお店は、他とはターゲット層が違うなー とか、

コーヒーの味も、1日に複数件いくことで、
味が明らかに違うのがよくわかったし、こだわりの違いなども分かりました。
(びっくりするくらい違いました)

そして、どの人気店にも
共通してこだわっているのは「場づくり」でした。

場のつくり方は、カフェによって当然違うのですが、
「カフェを通して、お客さんにこんな気持ちになってほしい」
という思いから、

外観を工夫したり、メニューに工夫が凝らされていたり、
細かいオブジェの1つ1つにも統一感を感じました。

 

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1つ紹介すると、西国分寺駅近くにある
「クルミドカフェ」というところに行ってきたのですが、

このカフェが提供したいものは
「子供が楽しめるカフェ」でした。

ここで、ただ「子供が楽しめる」というと、
テーマパークや遊び場があるとかをイメージするのですが、
そういうことではなく、

「今、大人になっている人も、
 自分の中にある子供の部分に響くカフェ」

ということなのです。

それに基づいて、
カフェの全体的なテーマは『クルミ』です。

実際、中に入ってみると、
お店の内観はまるで木の中に入ったようなつくりになっているんですよね。

そして、
お客さんである僕らは、まるで『リス』になった感覚になるように、
カフェの机には、まだ殻がついているクルミと、クルミ割り機があるんです。

クルミ割り機でクルミを割って、コーヒーと一緒に食べるという
「リス」が木の中に迷い込んだ、みたいな世界観がそこにはありました。

 

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そして、このお店がなぜ人気なのか?を
みんなで話していくのですが、

そんな中、保坂さんが言っていた事がすごく興味深くて、
それは
「お客さんが消費者意識をもたないような『場づくり』をしている」
ということでした。

どういうことかというと、

例えば、
机の上に、クルミが小さなカゴに何個も入っているのですが、
そこには

『おひとつどうぞ』

って書いてあるんですよね。

 

IMG_3462

もしこれが、
「1人につき1つまでです」とか「最大2つまでです」と書いてあると、
制限された気になって、
「ケチだなー」とか「もう1個くらいいいだろう」など、
途端に消費者意識が生まれてしまうのです。

また、カフェには本棚もあって、
お客さんがそれぞれ自分の本を持ち寄って、
他の人に読んでもらうことができるとのこと。

さらに、この店はクーポンなども発行していません。

例えば、クーポンを発行すると、途端に消費者意識が生まれて、
クーポンのないときはいかない、みたいな感情になるんですよね。

このように、
「場」のつくりが工夫されていることで

お客さんである僕たちも、
「一緒に、カフェの居心地のよい空間をつくっている」
いう感覚にさせてくれます。

つまり、強制的ではなく、
自主的にカフェの空間を応援したくなるのです。

だからこそ、このカフェにはたくさんのリピーターやファンがいて、
食べログでも上位にランキングされているということなのです。

また、保坂さんは現在飲食店のコンサルなどもされていて、
様々な飲食店さんの集客相談にも乗るらしいのですが、

そんな中、
繁盛していないお店の方は、
「とにかく外から新規のお客さんと集めたい」という思いがあると聞きました。

しかし、これって順番が違っていて、
まず、すでにお店に来てくれるお客さんに
何ができるかと考えないといけないと、いつも言っているようです。

これは僕もよくお伝えしているかもですが、

集客っていうと、
外から集めてくるというイメージのみをどうしても持たれがちなのですが、
(もちろんそれも大事だけど)

どちらかというと、池に石を投げると波紋ができるように、
内側から外側に広がっていく方が大事なんですよね。

例えば、短期感にドカっと人が集めて、
あとはどうなってもいいのではあれば、
広告とかをとにかくかけまくって、外から集めればいい訳ですが、

やはりどんなビジネスも、長く繁栄させていく必要がありますよね。
(飲食店は特にですよね)

だからこそ、今のお客さんに対して、

・もっと何かできることはないか、
・もっと価値を与えられないか

ということをしていけば、
そのお客さんが他のお客さんを呼んで来てくれる、ということが起こってきます。
(特にネットが普及しているからこそ、そういう時代なわけです)

また、必ずしてもそういう形ではなくても
何かの形で絶対に自分に返ってくるんですよね。

そして、そういうことを繰り返して、
ジワーッと広がるようにお店って繁栄していくわけです。

そして、そのようなお店には、世界観があって、
ファンのお客さんがいる、ということを改めて感じました。

(実際、今回のクルミドカフェのオーナーさんが本を出されているのですが、
そのタイトルが「ゆっくり、いそげ」というものです。)

他にも、今回のカフェ会は、本当に様々な気づきを得られて、
特に、いろいろな分野の方が集まっていたので、
すごく面白い話がたくさん飛び交いました。

例えば、さらっと大人のハンバーグの橋本さんが言った言葉で
ビジネスのヒントを得たりなど、
「誰かの1言をみんながメモする」くらい笑、非常に濃い時間でした^ ^

どんなビジネスにせよ、
まず「自分が今周りに価値を与えられることって何か」を考えていくと、
できることってものすごくあることに気づいたりしますよ。

それでは、次回も引き続き

クルミドカフェからビジネスのヒントを得ていきたいと思います。

 

 

次の章はこちら↓

価値の総量を上げる「フォロワー」の視点

 

 

One thought on “消費者意識ではなく、自然と応援したくなる「場づくり」【西国分寺 クルミドカフェ】

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