居酒屋で出会ったアーティストから学んだ「魅力的なオファー論」

 

僕は先日から、 
新講座の音声収録のために日本に帰国していました。 
 
で、日本に帰ると、僕が決まってしたくなること! 
それは、「お寿司を食べること」と「日本酒を飲むこと」です(笑) 
 
 
 
 
 
もちろん、マレーシアとかタイとかでも 
お寿司や日本酒は飲めるし、 
お寿司も、実は普通に美味しんですよね。 
 
でも、気候のせいなのか分からないのですが、 
東南アジアでお寿司や日本酒を飲みたいとは全然思わないのです。 
 
 
例えば、オリオンビールや泡盛は、 
やっぱり沖縄で飲んだ方が美味しいわけで、 
お寿司や日本酒も、やっぱり日本で飲んだ方が美味しい気がします。 
 
 
 
 
 
・・・とそんな背景があって、 
先日、フラッと新橋の居酒屋に1人で入って、 
1杯目から日本酒を飲んでいました。 
 
 
しばらく飲んでいると、 
ガラガラっと扉が開いて、 
若いマイクを持った女の子と、 
ギターを持った男性がお店に入ってきました。 
 
 
 
 
そして、居酒屋のスタッフさんに「今日もいいですか?」と会釈した後、 
そのアーティスト2人は、お店で飲んでいるお客さんの所に行って、 
 
「ここ書いてあるリストから、歌を選んでください! 1曲歌います! 
 そして、もしよければ投げ銭でお金ください!」 
 
という感じのことを言いました。 
 
 
 
 
 
突然の事に、 
言われたお客さんはびっくりしていたのですが、 
 
そういうことなら・・・ということで、リストから1曲選んで、 
アーティスト2人は、 
ギター演奏とともに、ユーミンの「やさしさに包まれたなら」を歌いました。 
 
そして、聴き終わったお客さんは、 
投げ銭のような形で、お金を入れていました。 
 
 
 
 
 
 
こんな感じで、アーティスト2人は、 
この「声をかけて、歌を歌って、お金をもらう」という一連の流れを、 
そのお店にいるお客様全員に、行なっていったのです。 
 
 
どちらかというと、 
急に居酒屋に来て、歌を歌うというのは、 
もちろん居酒屋によっては、いいムードになる場合もありますが、 
 
この時は、あまり歌うような雰囲気の居酒屋ではなく、 
どちらかというと、アウェーな空気感でした。 
そして、中には断るお客さんもいたりしました。 
 
 
 
 
 
そして当然、僕の所にもアーティスト2人は来たのですが、 
 
僕は、歌をお金にすることがどれだけ大変かを 
歌手である母親の経験談から知っているので、断ることはできず、 
結局、ドリカムの「未来予想図2」を歌ってもらいました笑 
 
そして、500円を渡そうと思ったのですが、 
硬貨を持っていなくて、結局1000円を渡しました。 
 
 
 
 
 
で、僕はこの時、 
1000円を、全然気持ちよく渡せなかったのです。 
 
むしろ、 
「この1000円で、もう1杯日本酒飲みたかったなー」 
とすら思ってしまったのです。 
 
 
 
 
なんでなのかなーと思った時に、 
 
「あっ、そうか! 
 彼らは、自分本位なオファーをしているからなんだ。」 
 
と思いました。 
 
 
 
 
つまり、このアーティスト2人は、 
「自分たちが売れたい」「お金がほしい」 
という気持ちが先行し過ぎていて、(オーラからその気持ちが出ていました笑) 
 
居酒屋の事とか、お客さんのこととかを、 
全然考えられていないと思ったのです。 
 
 
 
 
そう思って、試しに居酒屋のスタッフさんに 
「あの人たちは、居酒屋の方から頼んで来てもらってるんですか?」 
を聞いてみると、 
 
「いやー違うんですよー。ある日急に来て、歌っていいか?と聞かれ、 
 店長がOKしてしまったもんだから、そこから毎日来てるんですー」 
みたいな感じで、少々困っている印象でした。 
 
なので、居酒屋にとっても、全然メリットになっていない訳です。 
 
 
 
 
 
さらに、そのアーティストからもらった「ライブのチラシ」があって 
そこに、歌を歌っていた女の子のTwitterのアカウントが書いてあったのでチェックしてみました。 
 
すると、フォロワーが100人くらいで、 
ツイート内容も、なんかよく分からない感じでした(笑) 
 
 
 
つまりまとめると、ちょっと表現がきついかもですが 
「思いはあるのだけれど、オファーが下手」 
なんだと思うのです。 
 
 
 
 
 
 
 
じゃあ、これを踏まえて、 
どうすればいい感じのオファーが出来そうか? 
を、僕もせっかくなので考えてみました。 
 
 
 
例えば、居酒屋で歌う場面で考えた場合、 
ただ「リストの中から選んで歌う」って 
正直ありきたりで面白くはない訳です。 
 
しかも、お客さんとは関係がないので、 
興味を持たれないことが多いと思います。 
 
 
 
 
なので、例えばなんですが 
 
「なんでもいいので、お好きな『キーワード』を3つ言ってくれませんか? 
 そのキーワードを元に、僕たちが今から10分で即興ソングを作ります!」 
 
みたいな方が面白いんじゃないかと思うのです。 
 
 
 
 
 
もちろん、それができるかは技術力がいるのですが、 
別に、そんなクオリティが高くなくても、 
 
「お客さんがキーワードをあれこれ考えて、それを元にその場でつくって、歌う」 
という自体に面白みがあるのではないかと思います。 
 
 
 
ちなみに、僕は昔、学生時代にDTMや作曲をやっていて、 
少しばかりお金をもらっていたことがあるのですが 
即興で作曲するって、あらかじめパターンを色々用意しておけば、 
実はそんなに難しくないと思います。 
 
 
 
 
 
 
ここで重要なのは、 
「お客さんは、参加している感がある」ということです。 
 
お客さんが選んだキーワードをもとに、 
今日、この場で生まれた曲を聴ける 
ということは、普段なかなか無いことで、新鮮な体験となります。 
 
 
まるで、自分のオリジナルソングができるような 
ワクワク感があるはずです。 
 
さらに、キーワードを決める上で、どんなキーワードにするかを 
お客さん同士で話し合って、色々盛り上がると思うんですよね。 
 
 
 
こういった「場」をつくることで、 
アーティストさん自体の興味へと移転するはずです。 
 
こうやって、まずはお客さんを巻き込んでしまって、 
そこから自分たちに興味を持ってもらうことの方が重要だと僕は思います。 
 
 
 
 
 
 
もちろん、これはただの一例にすぎません。 
 
もっとそのアーティストの事を知ったり、もっと考えれば 
よりよいアイディアが出るかもしれません。 
(そもそも居酒屋を前提として考えなくてもいい訳ですし笑) 
 
 
でも、大事なのは、 
「自分たちの歌を聴いてほしい」「売れたい」「お金が欲しい」 
という部分を先行させる前に、 
 
「どうしたら、お客さんに楽しんでもらえるのか?」 
「どうしたら、お客さんに価値や満足感を提供できるのか?」 
を考えることにあると思っています。 
 
 
そしてこれが 
「魅力的なオファーができるかどうか?」 
ということに繋がってくるのです。 
 
 
 
 
 
 
ちなみにこれって、 
僕がこれまで色々なビジネスの相談や話を聞く中で、 
時々聞く話と似ているんですよね。 
 
 
どういうことかというと 
「売上をあげたい」「知名度上げたい」 
「もっと自分のビジネスや商品の価値を分かって欲しい」 
 
など、 
自分の願望を叶えたいという思いが強いほど 
どうしても前のめりになって、周りの事を考える余裕がなくなります。 
(気づけばなくなっている、という感じが多いです) 
 
 
 
 
でも、そういう時こそ 
 
いかに周りに価値を提供できるか?楽しませるか? 
満足感を感じてもらえるか?感情を動かせるか? 
ユニーク性があるのか? 
 
ということを、考えていくことで、 
「魅力的なオファー」ができるようになってきます。 
 
 
 
そして、「魅力的なオファー」が出来れば、 
当然、自分の目標とか夢に、より近づくことができるので、 
「急がば回れ」のように、実は近道が出来るのです。 
 
 
 
 
 
 
ここで、 
「魅力的なオファー」を、もう少し分解してみると、 
 
提供している商品やサービスは一緒だけれど 
その打ち出し方が良いことから、魅力的に見える 
 
ということです。 
 
 
 
 
例えば、 
居酒屋のアーティストの方の例だと 
 
提供しているのは「歌」ですが、 
しかし、同じ「歌」を提供する方向性やユニーク性などの 
打ち出し方が違うことで、見え方が変わるのです。 
 
 
 
 
つまり、提供しているモノは一緒だけど、 
どういう視点から、それを見せていくか?によって、 
受け手が感じる価値って、全然変わるのです。 
 
これは、「企画力」ともいえると思いますが 
総称すると「オファー力」なんですよね。 
 
 
 
 
 
 
で、これを抽象的に表現すると 
 
同じ「情報」でも、発信の仕方によって、価値が大きく変わる 
 
ということなんですよね。 
 
 
だから、情報を発信する力って 
どんな場面でも通用するということを 
僕はこれまでもお伝えしてきているのです。 
 
 
 
 
 
つまり、情報を発信する力とは、 
いわば「オファー力」なのです。 
 
 
魅力的なオファーが出来るほど、 
同じ『情報』でも、その価値を引き上げる事ができます。 
 
 
だからこそ、 
「情報」という、『形の無いもの』に対して、 
価値を高めることの出来る力を備えてもらうことが 
今回の講座での目的の1つだということです。 
 
 
 
 
・・・・と、 
こんなことを考えながら居酒屋で飲んでいると、 
気づけば、日本酒の熱燗を3合空けていました(笑) 
 
 
 
 
ということで、 
今回の講座では 
 
「オファー力」とはそもそも何か? 
どういう考え方をすれば、魅力的なオファーが可能なのか? 
 
いうことを、基礎から応用まで解説していきますので、 
参加される方は、楽しみにしていてください。 
 
新講座 → メルマガでご案内しています
 
 
 
それでは、ありがとうございました!