5月初旬、やっと登山ができる季節になってきたので、
福井県にある日本百名山の1つ、「荒島岳」に友人と二人でトレッキングにいきました。
前回の大台ケ原山の登山は、景色は素晴らしいものがあったけれど、
どちらかと言えば、登山というよりは、「山歩き」だったので、
登山らしい登山をしたい! と今回は感じていました。
京都から福井まで、車で約3時間、
ちょっと迷ったりもしましたが、無事9時頃に到着しました。
ちょうど、登山日は偶然、荒島岳の山開きの日で、
早朝にイベントなども開催されていたり、
登山者が多かったです。
雲一つない快晴。
僕が登山にいくときは、本当に快晴なんです。
晴れ男なのかな。
しょっぱなから、
そこそこ急な坂で、石も転がっており結構きつい登山道でした。
今回一緒にいったのは、すっかり登山が共通の趣味になった、高校の友人と2人です。
登山って、1人だと危険等も伴うし、
3人だとそれぞれのペースを配慮する必要があるので、
案外2人でのぼるのが結構最適な人数かな思っています。
足場はそんなによくはなかったけれど、
結構全体的にのぼりやすかったです。
途中でこけそうになって、土に手をついたときに、
土がとても温かかったりして、
自然に近づいた感覚がありました。
日頃パソコン相手に仕事をすることが多いので、
周りが自然の音しかない、登山の機会は、とても大切だと思います。
土が抜かるんでいて、そこに太陽の光りがあたり、
キラキラしてとても綺麗でした。
後半は、急な山道を多く、ロープを使ってのぼる場面も。
僕の求めていた、登山らしい登山ができたので、かなり嬉しかったです。
頂上に近づくほど、雪が残っていました。
もうちょっとだ。
ついに頂上へ!!
標高約15000mを3時間かけてのぼりました。
雪が、面白い形で残っていました。
記念撮影。
頂上は、結構寒くて、雪がのこっていました。
標高の差で、こんなにも大きく気温が変化し、生えている草の種類や、
周りの音の変化を楽しめるのは、登山ならではだと思います。
山頂には荒島神社もあり、無事下山出来るようにお祈りしました。
今回の登山は、すごく僕のやりたかった登山ができて、
とても満足できました。
標高は1500mあるにも関わらず、そこまで苦しい登山道ではなかったので、
少し経験のある人は、景色を楽しめながら、楽しく登山出来るかと思います。
登山後は、恒例の温泉に直行!
かなり肉体的な疲労感は回復でき、
後日も筋肉痛にほとんどなりませんでした。
土のぬくもりや感触。
うぐいすの鳴き声。
どれもが心地よかったです。
やはり、人は自然に近づく事で、自分を取り戻すことが出来るとつくづく思います。
荒島岳
福井県大野市
標高1,523m
日本百名山