冒険に出るときのわくわくした気持ちは、何にも変えられないものがあります。
人生は冒険の連続で、常に挑戦を続けるものと思っていて、立ち止まることを極端に嫌う僕は、この「冒険心」で常に生きているような感じだと自分で思っています。
今、自分に見えている世界だけが、世界の全てではない。
安藤美冬さんの著書「冒険に出よう〜未熟でも未完成でも今の自分を突き進む〜」は、このことに、改めて気づかせてくれました。
未熟でも未完成でもまずは行動を起こすこと。
チャンスがきたらのってみること。
目の前のことを一生懸命やること。
諦めずに努力すること。
そうすれば、いつしかたどり着きたいと願っていた場所へ導かれるものだと思います。
安藤美冬さんは、大企業と呼ばれる出版社に勤めていましたが、うつになるなどの経緯で、退職し、30歳から独立を決意します。
学生時代はバックパッカーで世界を旅する冒険心あふれる方で、
独立直後は実績が0の中、ソーシャルメディアを用いたセルフブランディングにより自分らしいライフスタイル・ワークスタイルを歩まれている方です。
安藤美冬さん Webサイト
http://andomifuyu.com
この本の中で、僕が一番印象に残った言葉は、
先ほどにも述べた。
今、自分に見えている世界だけが、世界の全てではない。
という言葉です。
僕は、今年の1月より起業し、「脱固定ライフ」という、
固定概念を捨てることで、自分らしいライフスタイルを築くことを実践・提案しています。
僕がそのような人生を歩むようになった大きなきっかけとして、
3ヶ月ほど引きこもっていた大学1年生の時に体験をした
ニューヨークでの3週間でした。
ニューヨークといっても郊外でずっと農業をしていたのですが、
その体験が後に僕を大きく変化させてくれました。
3週間の内5日間だけニューヨークの都市部をプチ旅行したのですが、
ブロードウェイで、ビルの1面が動く広告のようになっている光景を見た時に感動を覚えたのを今でも忘れません。
今まで、引きこもっていたころは、マンションの6畳の部屋だけが僕の世界だったのだけれど、
一歩外にでることで、こんなに違う世界があることにびっくりました。
まさに、安藤さんが述べている
今、自分に見えている世界だけが、世界の全てではない。
ということを、感じた瞬間でした。
そのような経緯で今の僕があり、そのときの体験が自信となって、
「冒険心」というものを僕に取り戻してくれたNYでの出来事には、
今で感謝しています。
安藤さんの本は、僕の原点を思い出させてくれた本となりました。
時々原点に帰ることも、大事ですね。
その他にも、「冒険に出よう」には、とても魅力的な言葉がちりばめられていたので、ご紹介したいと思います。
なぜ、輝かしい実績もないのに、仕事がまいこむのか?
それは、戦略を持って動いているからです。
自分がチームをつくる側になり、専門領域を決める事で
あらゆる仕事をつかむ可能を広げる。
週末のひとり合宿で、日常を一時的にリセットする。
合宿といっても遠出をする必要はなく、近郊のホテルで十分です。
おすすめは2泊3日。
まっさらなスケジュール帳を開いて、私がまず書き込むのは、
美容院とネイルサロンなどの予約。
まずは自分のための時間をとる。
人生は選択の連続です。
意図的に別のカードを切ってみる。
時にはしなやかに、自分のルールを敷いたレールからはみ出す。
特に、「ひとり合宿」は、すごく納得できました。
これも原点に戻る、リセットをすることの大切さを
気づかせてくれました。
「冒険心」をもってサバイバルな人生を歩むことは、
自分を高めてくれて、何より楽しくワクワクする生き方なのかもしれません。