情報発信と価値の話シリーズ 3、「ブランド」と「コピーライティング」の関係性 → 今回はここです。 |
こんにちは、江藤です。
前回の記事では、
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『情報を発信すること』が、
自身のビジネスの価値を高めたり、新たにつくる上で
非常に有効かつ、手っ取り早い手段です
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ということをお伝えしました。
「情報を発信する」とは
SNSでの発信とかそういう事だけでは無く、
見込み客や購入者に対して、
自身の商品やサービス、または事業などの背景に漂う
様々な「情報」を伝えること全てを指します。
今の時代は、商品やサービスがただポンあるだけでは
なかなか価値を分かってもらえません。
なので、情報を発信することで、
その商品やサービスの価値を理解してもらい、
さらに、その価値を高めることで、ビジネスは大きく拡大します。
つまり、これまで以上に
「情報そのものが価値になる」時代だということです。
じゃあ、その「情報を発信する」ってどうやるかというと、
「情報を発信する手段」は、当然ですが『言葉』な訳です。
なので、
「情報を『言葉化』して発信する」
というのが詳細な表現になります。
『言葉化』。
つまり情報というものを、
「どういった言葉を通して伝えていくか?」が
情報発信のキーとなるのです。
じゃあ、具体的にどうするのかというと、
第1段階としては、まずは、
その商品やサービスの情報を、
とりあえず何でもいいので「言葉化」してしまうことです。
なぜなら、前回のメールでも言いましたが、
言葉化しない限り、それらの情報は
永遠に見込み客には伝わらないからです。
これは、たとえ『アロマオイル』みたいに
嗅覚などの、五感を訴求する商品でも一緒です。
もちろん、言葉無くして感じられるものもあります。
しかし、そのアロマオイルが
・どういうこだわりを持ってつくられているのか?
・他のアロマオイルとどう違うのか?
・アロマオイルによって、お客さんにどうなってほしいのか?
などを、「言葉」として伝えることで、
実際に、匂いの価値すら変わってくるのです。
なので、言葉選びも重要ですが、
その前に、「まずは取り敢えずは『言葉化』する」
ということが第1段階です。
まだ情報発信が出来ていない方は、
取り敢えず、まずは言葉化してしまうことをお勧めします。
・・・とはいっても、
やはり、ただ言葉にしたら何でも伝わるかというと
そういう訳ではないことがほとんどです。
ですので、それらの言葉を
より「分かりやすい言葉」「伝わりやすい言葉」「感情を揺れ動かす言葉」
へと変換することで、
より、その商品・サービスの価値は倍増します。
ということで、第2段階は、
「言葉の表現を工夫する」という作業が必要となります。
ここから、コピーライティングのスキルなどが
重要になってくる訳ですね!
例えば、同じ商品でも
HPやLPに記載されている言葉を変えるだけで、
成約率が2倍とか3倍などになることは普通にあります。
じゃあ、どうやって言葉の表現を工夫するかというと、
当然それは様々なアプローチがある訳ですが、
今回は1つ、とっておきのものをお伝えしたいと思います!
なので、今回のメールは、実は無茶苦茶重要です!
しっかり保存しておいてもらえると嬉しいです^ ^
さて、前回のメールで、
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商品やサービスに漂う『情報』というのは
例えば、「ストーリー」「ブランド」「製作者」「利用事例」「将来性」
などなど、様々あります。
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とお伝えしていましたが、
今回は、『ブランド』について扱おうと思います。
『ブランド』というと、
「ルイ・ヴィトン」のような、ロゴマーク的なものを連想させますが、
それは一要素にすぎません。
まず、『ブランド』を考える上で重要視してほしいのが
自身のビジネスにおける、
「理念」と「こだわり・特徴」です。
もっと詳しく言うと、
「理念」と「こだわり・特徴」と「自身の商品・サービス」に
一貫性を持たせることが、ブランド形成の非常に重要な部分なのです。
図で書くと、
「理 念」
↑
↓
「こだわり・特徴」
↑
↓
「自身の商品・サービス」
という形で、
一本の軸で繋がっているイメージです。
そして、それぞれの項目を
行き来して考える事ができる状態をつくることです。
こうすることで、例えば、
「この会社はこういった『理念』を持っているからこそ
このような『こだわり』を持って商品をつくっているんだなー」
とか
「この人の『商品』には、どの商品も
統一した『こだわり』を掲げているんだなー」
とか
「こういう『こだわり』があってこそ、
この『理念』にいきつくのかー! なるほどー」
とか、
こういった形で、軸が一本化していると、
上記のように、思考の行き来がしやすくなります。
これが、「信頼」や「ブランド」や「その会社/人らしさ」
へと繋がっていくのです。
つまり、ブランドって、本来形があるものではなくて、
こういった情報の一貫性が、真のブランドを生むと考えています。
ロゴマークなどは、その補助的なものに過ぎない訳です。
逆に、これらの情報に一貫性がないと
「この人の理念と、実際にやっていることって、なんか違うよね?」
とか
「商品と商品につながりを感じない。この会社は一体何をしたいんだろう?」
という感じになります。
これは、情報同士に一貫性がないからこそ、軸がブレているのです。
つまり、ブランドが形成できていない状態なので、
信頼を獲得しづらかったり、長期的な関係性を築きにくくなるのです。
僕がコンサルの中で、よく携わることの1つが、
こういった情報に一本の軸を通す事です。
そして、一本化された情報を言葉化する事なのです。
驚くことに、
情報に一本軸が通って、一貫性をもつ事ができれば、
言葉やコピーって、スルスルと出てくるようになります。
なぜなら、
情報に一貫性を持たせたということは、
同時に、情報が整理された訳なので、
自分がどういう事業をしていて、どういう特徴を持って、
このサービスを行なっているのか?
ということを、明確化出来た事になるからです。
コンサル生の方も
「自分のやっている事業が整理されたので、コピーの書きやすさが全然違います!
また、実際にお客様に話す内容すら変わりました。」
という声を貰うこともあります。
逆に、情報に一貫性がなくて、バラバラで整理されていない状態で、
言葉・コピーを書くことは、結構難しいです。
だからこそ、
自分自身のビジネスの「ブランド」を見出す上で、
情報に一貫性を持たせることが、大事だということです。
そして、それらを考える上で、
「理念」と「こだわり・特徴」と「自身の商品・サービス」の
3階層に分けて考えていくと、整理しやすいのでオススメです。
ぜひやってみてください!
そうすると、コピーライティングが、ものすごくやりやすくなるはずです。
今日の話は物凄く大事なので、
ぜひ意識のどこかに残しておいてもらえると嬉しいです。
それでは今日はこの辺で!
ありがとうございました。
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