今日は「人の矛盾との向き合い方」について、 お話していきたいと思います。
「矛盾」とどのように向き合うかは、 あなたがこれから様々な判断をしていく中で、 かなり役にたつことだと感じていますので、
読んでいただけると嬉しいです。 僕は、子どものころ(特に高校生から大学生にかけて)、
人がもっている「矛盾」に対して、 とても悩んだ時期がありました。 例えば、
・この人は、楽しさを伝えることを仕事にしているのに、 全然笑顔じゃない。 とか、
・食に対して、ある部分にはとても敏感でこだわりがあるのに、 それ以外の部分には、全く意識して食べていない。
とか、 そういう、人が持っている「矛盾」というものです。
悩んだというよりかは、どのようにその矛盾を 自分の中で整理すればいいか分からなかったのです。
思春期の多感な時期だったので、そういった矛盾に 凄く敏感になってしまい、 なにを信じたらいいのか、よく分からなくなってしまった
ときがありました。 そんな中で、あることに気づきました。 そもそも、この「矛盾」は、僕からみたら矛盾なだけで、
本人にしてみれば、全く矛盾じゃないわけです。 そう考えていくと、
こうした「矛盾」が起きる理由、 それは、 「視野と視点の違い」 から起こっていることが分かってきました。
例えば、 『食』について意識していくときに、 様々な要素があります。 ・栄養素のバランス
・カロリー ・食品添加物が入っているか ・地産地消のものを使っているか など、様々です。
しかし、例えば「カロリー」についての知識しか 知らなかった場合は、 カロリーの数値のみを気にするので、
カロリーは正常値だったとしても、 添加物が多く入った食品かもしれません。 これは、知識が少ない故に、
「視野が狭い」ために生まれた矛盾だと考えられます。 しかし、カロリーも添加物も知っている人が、
添加物のみを気にするという場合もあります。
これは、『カロリー』という要素を重要視していない という「視点の違い」から生まれる矛盾です。
矛盾は、視野が狭いからおこる矛盾と、 視点の違いから起こる矛盾があるということです。
これを理解すれば、 様々な矛盾に対応することができ、 またその矛盾を認められるように なってきました。
あなたも矛盾について、 一度視点で考えてみてくださいね^ ^//