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価値の総量を上げる「フォロワー」の視点

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カフェから学ぶ、これからのビジネスに必要な視点シリーズ

第2章

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こんばんは、江藤です。

今回はシリーズの第2章です。
 
前回の第1章では、
都内にあるカフェ「クルミドコーヒー」から学んだ
自然と応援したくなる「場づくり」についてお話しました。

(前の記事はこちら)
 
 
 
そんな中、いろいろなコメントをメールにていただいたのですが、
今回は、その中の1つをシェアしながら、
場をつくることで生まれる価値や集客について
さらに考えていけたらと思います。
 
 
それでは、まずはこちらから

 

こんばんは。
初めてメールさせていただきます。
 
兵庫県西宮市在住の、◯◯と申します。
 
 
クルミドカフェ、昨年、知人に一押しカフェとして
教えていただいた、「ねじまき雲」に行くために
西国分寺駅に降り立ち、
クルミドカフェとは反対側?の立地の
ねじまき雲に行きました。
 
 
その日の夜に会った東京の友人が、
西国分寺駅近くで、私の大学のサークルの先輩が
クルミドカフェというカフェを経営している、と
話していたことを思い出しました。
 
もっと早く教えてくれていれば、
ねじまき雲の後か先に行ったのに。
と、残念に思ったのものです。
 
 
 
「ねじまき雲」も、卓越した場づくりの匠のカフェでしたが、
江藤さんのメルマガを通して、
クルミドカフェにも改めて興味を持ちました。
 
次回の上京の折には、ぜひ足を運んでみます。
 
 
やはり東京のカフェは洗練されていて
独特の空気感を堂々と漂わせている素敵なお店が
多いと感じます。
 
次回のカフェのお話も楽しみにしています。

 

 
メールありがとうございます^ ^
 
 
このメールを読んでびっくりしたのですが、
 
実は!
この方のおっしゃっている
「ねじまき雲」というカフェにも
同じ日に、保坂さんたちと一緒に訪れたんですよね。
 
すごい偶然です^ ^/
 
 
 
ねじまき雲は、席数が12席と小さな空間なのですが、
クルミドカフェとはまた種類の違う「場」ができていて、
ものすごく気づきを得られました。
 
(あとコーヒーの美味しさが、もう凄かったです。冗談抜きで)
 
 
ねじまき雲については、別の講座でシェアしたので、
今回は話しませんが、
 
クルミドカフェとかなり近いので、
ぜひ近くに来られた際は、両方体験してほしいカフェです。
 
 
 
そしてさらに、もう1つ驚いたのが、
この方のご友人が、クルミドカフェのオーナーの影山さんと、
同じサークルだったということです。
 
自分が発信した内容で、
こういう不思議な「繋がり」が起こるから、面白いんですよね^ ^
 
 
 
さて、他にも様々な返信をいただいたのですが、
 
僕がクルミドカフェのことを発信したことで、
読んでいただいた方1人1人に、
何かしらの感情や、もしくは行動を抱いてもらったかと思います。
 
 
例えば、この発信を通して、
クルミドカフェに行きたいと思う人もいるだろうし、
オーナーの影山さんの著書「ゆっくりいそげ」を読む人もいるかもしれません。
(僕も読みましたが、面白すぎて1晩で読みました笑。アマゾンで売ってます)
 
このように、どんどん情報の連鎖が波紋のように広まっていくんです。

 

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僕は、別にクルミドカフェから紹介料をもらっている訳ではありません笑。
 
そうじゃなくて、クルミドカフェからもらった感動や気づきを
ただ、シェアしたいだけなのです。
 
そうすることで、
僕の読者さんそれぞれの人生が、より色づいたり、
気づきを得てもらえると思っているわけです。
 
 
 
また、当然僕だけじゃなくて、
クルミドカフェに行った人の中で、
SNSやブログなどで発信している人も多いでしょう。
 
 
そうなると、何が起こるかというと、
 
クルミドカフェの「場」が
店内だけにとどまらず、
店の外にもどんどん波紋のように「場」が広がっていきます。
 
そうして、カフェの「場」に共感した人たちの中で、
『コミュニティ』が生まれていくんですよね。
 
 
 
ここで、「コミュニティ」というと、
具体的な集まりのように思われるかもしれませんが、
そういった顕在的なコミュニティだけじゃなく、
 
この場合は、『無意識のコミュニティ』です。
 
 
 
分かりやすいのが、「アップル」のiPhoneとかMacとかですよね。
 
同じiPhoneを持っているだけで、
持っている人たちの中で、自然と一体感が生まれるし、
アップル商品を買うことにこだわるファン同士でも、無意識な意識共有が生まれます。
 
このように「場」はカフェだけじゃなくて、
それぞれの共感する人たちの頭の中や、発信するものの中にも存在するのです。
 
 
 
クルミドカフェの「場」は、
今回は、まず保坂さんを通して、カフェ会のメンバーに広まり、
そして、僕を含め、メンバーのそれぞれがネットやリアルで発信します。
 
この時点で、全員が
クルミドカフェの「コミュニティ」の一員になっていて、
クルミドカフェが目指している世界を応援しているのです。
 
こうして、コミュニティはどんどん拡大していきます。
 
 
これが、集客が内側から外側へと広がっていく原理だと僕は感じています。
 
 
 
 
オーナーの影山さんの「ゆっくりいそげ」の本の中に
とてもいいことが書いてありました。
 
それは
ーーーー
「テイク」が先か、「ギブ」が先かで、大きく違う
ーーーー
というものです。
 
 
 
 
例えば、何か商品を提供したり、逆にお金を払う時に、
「テイク」(つまり、少ないお金で多くのものを手に入れたい)の精神だと、
 
・クーポン10%引き → 少ないお金でより多くを得たいテイクの意識を刺激してしまう
・お客さんは1000円が900円に → クーポンがあったら、また行こうかな。
・クーポンがない時は1000円 → もったいないから、机の上のクルミをもう1個食べちゃおう
・また、10%引き → 15%引きとかになんないかなー

・・・ていう循環が生まれます。
 
 
つまり、お客さんが得られる価値と、お店が提供する価値が
どんどん下がっていくんですね。
 
価値と価値の交換をしているのに、
実は、価値の総量が少なくなっているということです。
 
 
このようにお互いが「テイク」の関係になると、
利用し、利用しあう、みたいな関係性になってしまいます。
 
 
 
 
 
だからこそ、
クルミドカフェはクーポンを一切発行しないそうです。
 
こうすることで、
「ギブ」(つまり、このお金で価値を受け取りたい)の連鎖が生まれます。
 
・コーヒーだけじゃなく、場の価値が高まる
・お金以上の価値を受け取った。また来たいなー
・クルミは食べ放題らしいけど、もう1個食べるのは気がひけるなー
・こんなカフェをもっと応援したいなー、誰かに紹介したいなー
 
という感情が生まれてくるのです。
(実際僕は上記の全ての感情になりました)
 
 
 
そうすることで、カフェに訪れる人は増え、
それにより、もっとカフェの店内に工夫がされたり、新メニューができたりして、
場の価値もどんどん高まります。
 
すると、またお客さんの満足度もアップして、
お客さんはさらに人を呼びたくなります。
 
よって、無意識なコミュニティが形成され、どんどん拡大する。
 
 
このような、好循環が生まれていくのです。
 
 
 
そうすると、どうなるか?
 
価値と価値を交換していくほど、
お客さんが感じる価値も、お店が提供する価値も大きくなるのです。
 
つまり、価値の総量が大きくなるのが分かります。
 
 
 
 
これからのビジネスは、こうやって、
ーーーー
「ギブ」の精神で、価値の総量を増やしていくビジネスが成功する
ーーーー
と、影山さんは本でおっしゃっていました。
 
 
また、
情報ビジネスの新田さんも言っておられるのですが、
これからは「お客さんと社員」の境界がなくなるそうです。
 
 
どういうことかというと、
ギブの精神により一体感が生まれ、
「無意識なコミュニティ」が形成されると、
 
お店のスタッフとお客さんの境界すらなくなり、
「コミュニティの一員」というポジションになります。
 
 
そうすると、お店もお客さんも目指したい世界が同じになり
お互いが「もっとこの場をいいものにしたい」
という、協力をしあうようになるのです。
 
 
 
 
そして、
例えば、すでにコミュニティを持っているような僕が、
クルミドカフェを紹介すると、どうなるか? というと
 
僕のコミュニティと、
クルミドカフェの無意識のコミュニティに「橋」がかかり、
つながりが生まれるのです。
 
 
そうすることで、
僕のコミュニティにも価値を提供できるし、
クルミドカフェのコミュニティの価値にも微力ながら貢献ができます。
 
つまり、価値の総量が上がるわけですよ。
 
 
 
また、今回の会を主催してくれた保坂さんだって、
参加は実費のみだったので、お金をもらわれていないんですね。
 
しかし、保坂さんもそれを理解されているから、この会を行われたのだと感じるし、
そうなると、保坂さんの他のコミュニティにも参加したいなーって僕はなります。
 
 
 
 
 
また、先ほども言いましたが、
クルミドカフェを紹介することで、
僕も、別にお店から『お金』をもらっていません。
 
しかし、巡り巡って間接的に何かの形で返ってくるのです。
それは目に見える形かもしれないし、目に見えない形かもしれません。
 
 
仮にもしこれが
直接的に「お金」という形で返ってくるとすると、それが『アフィリエイト』です。
 
つまり、アフィリエイトをするということは、
自分のコミュニティと、他のコミュニティをつなげて、
価値の総量を上げる行動だということです。
 
(だから実はアフィリエイトってすごいシステムなんですよ。)
 
 
 
しかし、そんな中、よく聞くのが
「アフィリエイトをすることで、
 自分の読者さんが向こうに流れていってしまうのは・・」
と言う不安ですが、そんなことは正直ありません。
 
 
それは、お客さんからお金を奪おうという
「テイク」の考えから来ていると僕は思います。
 
 
 
そうじゃなくて、
 
自分のコミュニティに「他のコミュニティ」をつなげて、
自分のコミュニティの価値を上げる
(同時に他のコミュニティの価値にも貢献する)
 
と「ギブ」で考えればいいのです。
 
 
 
だって、
自分だけの情報なんて限りがあるに決まっているし、
提供できる視点は限られてきます。
 
 
だからこそ、
他のコミュニティとをつなげていったほうが
絶対に自分のコミュニティの価値も上がるのです。
 
 
 
 
クルミドカフェの影山さんも、
 
他の人の本を出版してクルミドカフェ内で販売していたり、
カフェで演奏会を行ったりされているそうです。
 
これもアフィリエイトと本質は一緒で、
自分のコミュニティと他のコミュニティと繋げることで
価値の総量を上げているのです。
 
 
 
 
 
さて、ここまで話していくと思うのは、
 
これからのビジネスに必要なことは
自分自身が「フォロワー」になること、だと言うことです。
 
フォロワーというのはTwitterのフォロワーではなく笑、
様々な人やお店、コミュニティを応援する人であるべきってことです^ ^
 
 
 
いかに自分のコミュニティにとどまってもらうか?
という、いわゆる独り占めの時代はもう終わっています。
 
そんなことをしたって、
価値は一向に上がっていかないし、逆に下がることもあります。
 
 
 
 
それよりも
 
・自分にはない視点を持っている
・その分野において、自分よりレベルが高い
・面白い取り組みをされている
 
こういう人、お店、コミュニティを見つけて、応援する。
そして、自分のコミュニティで発信する。
 
 
こういうギブから、
ビジネスの価値はどんどん上がっていくに間違いありません。
 
 
それが、
自分自身のコミュニティ(無意識もしくは顕在的なものも含め)
の価値をどんどん上げていく、
これからの時代の仕事のスタイルだと思います。
 
 

それでは、次回は最終章です。

 

 

 

母親が東京にやってくる話

実は僕にとって大事件が8月上旬に起ころうとしています。
それは何かというと、

「地元京都から母親が東京にやってくるのです。」

 

そんなの普通のことじゃないの?

とあなたは思われるかもしれませんが、
僕にとっても、そして母にとってもこれは非常に大事件なのです。

 

どういうことなのか? ということを交えつつ、
今日はちょっと母親について語ろうと思います。

 

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僕の母は僕が生まれる前から「歌手」として
歌で自分を表現する仕事を行っています。

昔はジャズシンガーとして、
今は基本ノージャンルで様々な場面に応じて
様々な場所や人の前で歌を歌っています。

 

 

僕が、今情報発信の仕事、
つまり自分を表現する仕事を選び活動しているのも
母親の影響がかなり強いのです。
(母が自分を表現していいんだ、ということを間接的に教えてくれました)

 

そんな歌手である母ですが、
歌手だけの仕事ではなく、コンサートを自分でセルフプロデュースしたり
イベント企画を運営したりなど、歌手を越えた活動もしていて、
非常にバイタリティとアイデア力があり、
僕自身、非常に影響を受けながら、かつ尊敬もしています。

 

母親としても偉大だと思いますが、
仕事人としても母は非常に僕を常に刺激させてくれます。

それは、今回「東京に来る」ということでもそうでした。

 

京都から東京にくるというと、
普通の人からすれば別にたいしたことはありません。

新幹線で2時間30分くらいで移動できますからね。

 

しかし、母は狭いところとかが凄く苦手で、
(そういったものの感度が強いんですね。)
長時間乗り物に乗るという事が本来できない人です。

ましてや新幹線で数時間かけてというのは
むしろかなりの覚悟でしょう。

 

そんな中、
なぜ腹をくくってまで、東京に来るのか?

それは

「自分の歌を高めるため、
 東京の有名なボイストレーナーの方にボイスレッスンを学ぶから」

なのです。

 

もっと自分の歌のスキルをアップして
さらにお客さんを感動させたい。
そしてどこまでできるか、自分への挑戦。

そういった思いで、55歳を越える母が
東京まで来て、
2時間ほどのボイスレッスンを受けにくるというのです。

 

僕はこれを聞いた時に、
「この人には勝てないな」とただただ思いました。

母の年齢にも関わらず
まだ自分を高めるために上昇しようという意識、
そしてその精神に僕は母としての誇りを改めて覚えました。

 

「僕も負けてなんかいられないな。。」

親子で刺激しあい、前を向いていけるのは本当に誇らしいことです。

 

 

芸術家肌の両親(父も彫刻家)の間で育った
一人っ子の僕はなかなか育つ過程で両親の衝突が多々ありました。

でもその節々で、お互いしっかりと向かい合い、
しっかりと話し、それを乗り越えてきたと思います。

だからこそ、今の関係があります。
乗り越えてきて、本当によかったと。

 

父も今の僕自身の活動を応援してくれ、
Facebookでも時々メッセージをくれます。

だから、両親にも誇りに思える活動をしていきたいという
強い思いとプレッシャーがありますが、
それこそが、自分を高めるいい材料になっています。

 

各家庭で色々な親子関係というのはあると思うのですが、
やはり親子との関係というのは凄く人生で
大切なことの1つだと思います。

 

立ち止まってなんていられない。

人生は1度きり。
その人生を使いつくして、
いい人生だったかなんてあの世で気にすれば良い。

過去も未来も関係なく、
今を生きて・生き尽くすことが僕たちのやるべきことだ。

と僕は母の生き方を見て、教えられました。

 

これからも母親と僕はお互い前を向いて、
親子としても、人生を生き抜くもの同士としても
走り抜けていきたいと思います。