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小説家・村上春樹さんの言葉から、ランニングをする意味に改めて気づく《走ることについて語るときに僕の語ること》

優れた経営者や著名人たちの中には、
ランニングを習慣づけている人達が数多くいます。
 

例えば、

・マクドナルドの原田元社長

・サイバーエージェントの藤田社長

などなど、

 

大企業の経営者さんですら

ただでさえ忙しいにも関わらず、ランニングを継続し、レースにも出場しています。

 

 

 

これは、ランニングが、その人達の思考を変化させているとも言えるし、

そういった人たちだからこそ、
ランニングの重要性を理解し、習慣化しているとも言えるかもしれません。
 
 
 
そんな中で今回は、僕が最近共感した、

ある著名人によるランニングについての言葉を

シェアしていきたいと思います^ ^
 
 
 
 
さて、僕が好きな小説家の1人に、
村上春樹さんがいます。
 
多分、一番好きな小説家は?と聞かれると
村上春樹さんを挙げるほど僕は好きで、
 
僕は、中学の時から親の影響で、村上春樹さんの本を読み始め
(当時は多分訳がわからないまま読んでいたかもですが)
今でも時々読みたくなって、最近また読む機会が多くなりました。
 
 
僕が「もの書き」になりたいと思わせてくれた1人ですし、
文章表現の参考にもしていたりします。
 
 
 

 

さて、そんな村上春樹さんもランニングをしていて、
ランニングについて書いたエッセイも出していたりします。

 

それがこちらです

 

 

走ることについて語るときに僕の語ること

 

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

 
この小説を読んでいると、

村上さんは、毎日10kmくらいを走っているというから驚きです。
 
 
そんな村上春樹さんが本に書いていた言葉のうち、
1つ共感したものがありました。
 
それが、こちらです。

 

世間にはときどき、日々走っている人に向かって
「そこまでして長生きしたいかね」と嘲笑的に言う人がいる。
 
でも思うのだけれど、
長生きをしたいと思って走っている人は、
実際にはそれほどいないのではないか。
 
 
むしろ
「たとえ長く生きなくてもいいから、
 少なくとも生きているうちは十全な人生を送りたい」
と思って走っている人の方が数としてはずっと多いのではないかという気がする。
 
 
 
同じ十年でも、ぼんやりと生きる十年よりは、
しっかりと目的を持って、生き生きと生きる十年の方が
当然のことながら遥かに好ましいし、
走ることは確実にそれを助けてくれると僕は考えている。
 
 
 
与えられた個々人の限界の中で、
少しでも有効に自分を燃焼させていくこと、
 
それがランニングというものの本質だし、
それは生きることの(そして僕にとってはまた書くことの)メタファーでもあるのだ。
 
このような意見には、おそらく多くのランナーが賛同してくれるはずだ。

 

このようなことをおっしゃっていて、
確かにそうだよなーと思いました。
 
 
 
僕は、ランニングを始め、習慣化する前は、
ランニングって健康を維持するためにするもので、
将来を見据え、健康な将来を送りたいから行うものだと思っていました。
 
確かに、そういう一面は当然あるし、
実際にそうやって走っている人もいると思うのですが、
 
 
 
ランニングをして分かったことは、
未来のために走っているんじゃなくて、
「今」を、「よりよい今」にするために、走るんだということでした。
 
 
 
僕は、しばらく走らない日が続くと、
体も脳も比較的だらけてきて、あまり思考が働かない感じになるし、
あまりいいパフォーマンスができにくくなります。
 
 
しかし、コンスタントに走っていると、
仕事量も仕事スピードも格段に上がるし、
よいアイディアがひらめいたり、
全体的なパフォーマンスは一気に上がる実感があります。
 
 
あと、当然仕事だけじゃなくて、
人生全体をより豊かに、ユニークで、彩りのあるものしたいという、
人生そのものを自分なりに向上していきたい好奇心もより生まれてきたりもします。
 
 

 

このように、「今」をよりよくするために走って、
だからこそ、その連続した「今」が積み重なり、
結果的に、未来をもよくする要素になっていく。
 
これがランニングなんだなーと、
村上春樹さんの言葉を読んで、さらに実感をしました。
 
 

 

今回は村上春樹さんの言葉をシェアさせていただきましたが、
もしランニングをしている人は、

ランニング熱をよりアップしてもらえれば嬉しく思います^ ^/

 

 

僕もこれからも継続して

ランニングによって、より人生も、そしてビジネスも

より豊かにできればと思います!

 

 

 

そんな村上春樹さんのエッセイはこちら!

 

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)